【連載】寄せ集め端材でヴィンテージ風アイロンケースを作ろう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】

投稿日:2024年2月7日(水曜日)


こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。

アイロン

我が家にはこんなアイロンがあります。
このアイロンの箱を処分してしまったので、部屋にそのまま置いておいてもインテリアを邪魔しない、ヴィンテージ木箱のような雰囲気のアイロンケースがあればいいなと思い、家にある端材で作ってみることにしました。

準備したもの

今回使った材料と道具はこちらです。
・寄せ集めの端材(底、側板、前板、後板、ふた、持ち手にするもの)
・のこぎり
定規
電動ドライバー
・ビス
金づち
・くぎ
・木工用接着剤(強力なタイプがおすすめ)
・色を塗る場合は塗料

木箱のサイズ

まず、アイロンのサイズを測って、木箱のサイズを決めていきます。
私の持っているアイロンは、だいたい250mm×120mm×130mmだったので、板の大きさと枚数はそれぞれ下記のようにのこぎりでカットします。
底板:300mm×150mm×15mm(厚さ)
前板、後板:300mm×135mm×12mm(厚さ) 2枚
側板:170mm×150mm×13mm(厚さ) 2枚
持ち手:120mm×25mm×15mm(厚さ) 2枚

寄せ集めの端材を使ったので厚みがバラバラですが、側板同士と、前板と後板は作りやすいよう同じ厚みの板を準備しました。
今回はデザイン上、側板の横幅を底板よりも少し長めにしました。
内側の仕上がりサイズはだいたい300mm×130mm×135mmとなり、アイロンが収納できそうです。
写真のように組み立てると木箱になる予定です。

コの字型

木工用接着剤を使い、まずコの字型に組みます。底板の端に、貼り付ける前板の厚みからはみ出さない程度に接着剤を塗って、底板にのせてしっかり押さえるように前板を貼ります。
同じく後板も底板にのせてしっかり押さえるように固定したら、そのまま動かさずにしっかり乾かします。

ビスで底板と前板後板

コの字に組んだものが乾いたら、ひっくり返して底板と前板後板を各2ヵ所ずつ電動ドライバーでビス留めします。
ビスが出ていると床やテーブルに置いたときに傷が付くので、右の写真のように板の高さよりも少し下にビスをねじ込むとよいです。

このように

このようになりました。

側板も接着剤

側板も接着剤でくっつけます。
側板は、底板より少し長めのデザインです。両側に同じくらいはみ出すように目分量で位置を決めました。
両端同じように側板を貼り、右の写真のような状態で乾かします。

アンティークワックス

側板は無塗装の端材だったので、アンティークワックスで色を塗りました。

しっかりくっついた

このようになりました。接着剤でしっかりくっついたのでこれで完成でも大丈夫ですが、もう少し手を加えていきます。

くぎを打って補強

側板は、ビスではなくくぎを打って補強することにしました。その方がよりヴィンテージな雰囲気が出ると思います。

持ち手用の端材

持ち手用の端材を側板に接着剤で貼ります。片方に貼り付けて、乾いてからもう片方を貼りました。

完成

完成です。

ふた

アイロンを入れてみました。ばっちり入ります!
端材で170mm×330mmのふたを作ってみました。のせるだけですが、ふたがあると中身が隠れていい感じです。蝶番で留めて開閉式にするのもいいですね。

棚の中

実際に棚の中に置いてみました。棚には、古道具やDIYで作ったもの、雑貨などを置いているのですが、今回作ったヴィンテージ風アイロンケースが違和感なくなじみました。

好みのアイロンケース

端材のジャンクな雰囲気で、好みのアイロンケースができました。この木箱に塗料で一部だけ色を塗ったり、ステンシルなどで文字や模様を入れてもいいかもしれません。
アイロンに限らずいろいろな収納箱に応用できるかと思いますので、ぜひ作ってみてくださいね。

burubon。(ぶるぼん。)
burubon。(ぶるぼん。)
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。


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