【連載】季節の雑貨をディスプレイ!2×4材でラックを作ろう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】
投稿日:2024年10月2日(水曜日)
こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。
10月になりましたね。
この時期は、100円ショップでハロウィングッズが売られてたり、いろんなお店でハロウィンのディスプレイを見ることができたりしてワクワクします。
わが家では、今のところハロウィンの仮装をしたり、パーティーをしたりという予定はないのですが、カボチャの雑貨などを飾ってインテリアでハロウィンを楽しみたいと思っています。
今回は、ホームセンターでも購入できる2×4材を使って、季節の雑貨を飾って楽しめるようなディスプレイラックを作ってみたいと思います。
こんな感じの棚を作っていきますよ~。
ちなみに2×4材とは、2インチ×4インチ(約38mm×89mm)の木材で、長さは3フィート(約910mm)・6フィート(約1820mm)……などのサイズで販売されていることが多いです。
まず、どんな大きさのラックにするか決めます。
今回は、細長い木枠の中に4つのディスプレイができるようなラックを作りたいと考えました。
できあがりサイズは、約1140mm×291mm×89mmの予定です。
ホームセンターで長さが約1820mmの2×4材を2本購入してカットサービスで1140mmを2本、215mmを6本にカットしてもらいました。
2本を一度にカットしてもらったので、215mmのうち1本はこのDIYでは不要です。(※写真右下の3つの端材は、このDIYでは使いません。)
実際に使ったものは、以下の通りです。
・2×4材 1140mm 2本
・2×4材 215mm 5本
・コーススレッド 4.5×65mm 20本
・電動ドリルドライバー
・さしがね
・ボールペン
・メジャー
・好みの塗料
・はけ
・ウエス
・サンダーまたはサンドペーパー
・金づち
・あればコーナークランプ
まず木材を組み立てるときの印になる線を書き入れます。
実際に使う215mmの木材を定規がわりにして、写真のように木枠を組むときの状態に立てて線を引きました。
次に、1140mmの木材の真ん中(端から570mm)に線(赤い線)を引きます。
この線が2×4材の約38mmの面の真ん中になりますので、真ん中から左右それぞれに19mmの線(青い線)を引きます。
さらに約4分の1になるような位置に線を引き、その線の真ん中から左右それぞれに19mmの線を引いて、仕切りの板がくる位置を決めます。
仕切りの板の位置は、飾るものの大きさによって幅を調節してもらってOKですが、上下の板の印の位置がずれないように線を引きましょう。端をそろえて、線の位置が合っているか確認します。
線は、裏返した面にもそれぞれ書き入れます。
コーススレッドを打つ位置にボールペンで印を書きます。
先ほど書き入れた中心の赤い線に、板の端からそれぞれ20mmの位置に印を付けました。
先にコーススレッドの位置を決めておいた方が、ラックの仕上がりがよくなります。
印を付けた位置に電動ドリルドライバーで下穴をあけます。下穴をあけておいたほうが組み立てるときにらくです。
2×4材にコーススレッドを打つときに、一人で作業する場合はコーナークランプがあれば便利です。
コーナークランプを作業台などに置いた状態で、幅を調整してL型に配置した木材を入れ込みハンドルを締めます。
片方固定できたら、木材を起こしてもう片方もコーナークランプを調整し、ハンドルを締めます。
写真に写っていませんが、木材の反対側の端の方も同じようにコーナークランプで固定しました。
電動ドリルドライバーを使って、コーススレッドを下穴の位置にねじ込みます。
両端にコーススレッドを打つことができました。
ハンドルをゆるめてコーナークランプを外し、今組んだものをひっくり返し、1140mmの板を上にのせます。
同じようにコーナークランプで固定し、コーススレッドを打ったら……
このような木枠ができあがりました。
木枠ができたら、内側に入れてある線をガイドに、中に仕切りの板を入れ込んでいくのですが……
長さを測っていたはずなのに木材が入りにくいという事態が発生しました。
そんなときは、入れ込む木材の上に別の板を当てて、軽く金づちで叩いていくとゆっくり木材が入り込んでいきます。
このとき、強い力でたたきすぎないようにご注意ください。
仕切りの板を入れ込むことができたら、電動ドリルドライバーで下穴の位置にコーススレッドを打ちます。
上を打ったら、ひっくり返した下の面にもコーススレッドを打ちます。
このように真ん中に1枚の仕切りになりました。
さらに仕切りの板を2枚、線の位置に入れ込みコーススレッドで留めると……
このように仕切りの板が3枚入りました。
サンダーまたはサンドペーパーを使って角をやすります。
サンドペーパーを使う場合は、端材に巻きつけるとやすりやすいです。
ラックに色を塗ります。
今回はハロウィン雑貨のオレンジや紫が似合うように黒いラックにしようと思います。
アイアンペイント黒皮鉄という塗料を使いました。
はけで塗り広げますが、今回は裏側の見えない部分には塗らないことにしました。
向きを変えながら塗り、塗ったあと、薄いところがあった場合は2度塗りします。
塗料が乾きました。
今回使った塗料は、塗ったあとにウエスなどで磨くと、黒皮鉄のように光沢が出ます。
角中心に磨いてみました。
完成です。
ちなみに今回は壁付けに置く前提で作ったので、裏になる見えないところは塗っていません。
100円ショップのカボチャのオブジェ、紫や黒の雑貨などハロウィンっぽいものを飾ってみました。
少し飾っただけですが、ハロウィンの楽しい雰囲気でワクワクしてきました。
シンプルな漆喰の白い壁にも合います。
今回はハロウィンに向けて黒いラックにしましたが、クリスマスには赤や緑などにリペイントするなどイベントごとに塗り替えるのも楽しいかと思います。
今回の木材代はカット代込みでも1300円ほどと、とてもリーズナブルでした。
文庫本などの小さめの本の収納にも使えるサイズ感です。
みなさんのDIYのヒントになればうれしいです。
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。【ブログ】https://porttoleaf.blog.fc2.com/【インスタグラム】https://www.instagram.com/burubon_urrk/【ツイッター】https://twitter.com/burubon8
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