【連載】ワックスの塗り込みがポイント!エイジング加工でヴィンテージ風のいすをDIY【anさんのおうちと暮らしがもっと楽しくなるDIYダイアリー】

投稿日:2023年4月12日(水曜日)


こんにちは!引っ越しを機にDIYにはまった主婦anです。

このいす
このいすのレシピは、先日急きょ必要になり、ホームセンターで購入できる木材でなるべく簡単に作らないといけない状況で生まれました。

材料・道具
・木材
・45mmの木ねじ
・かんな
電動サンダー
電動ドリルドライバー
・オイルワックス(オールドウッドワックス)
・接着剤
・6mm径のダボ
金づち
・ノミ(あれば)
・ワイヤーブラシ(あれば)
・ウエス

まずは木材のサイズから。

材料
・SPF2×4材 300mm×3本
・35mm角の赤松角材 400mm×4本、230mm×2本、200mm×4本

赤松は3m以上の状態で購入するので、車に乗せるためにホームセンターのカットサービスを利用してある程度カットしてきました。
残りを自宅でカットして……

カンナで角を取ります
かんなで角を取ります。

電動サンダーで木材の表面を整えます
電動サンダーで木材の表面を整えます。

木材すべてにオイルワックスを塗ります
木材すべてにオイルワックスを塗ります。
今回はオールドウッドワックスの「アンティークグレー」と「スモークグレー」と「チーク」の3色使いで深みを出しました。
(後でまたワックスを塗りこむ工程あり)

簡易的な治具を作業台に作りました
組み立てに入る前に、簡易的な治具を作業台に作りました。

作業台の角に長めの端材を打ち付けただけ
作業台の角に長めの端材を打ち付けただけなのですが……

安定感があってよかった
これが直角にビスを打ちたいときなど、向こう側を誰かが押さえてくれてるかのような安定感があってよかったです。
クランプで押さえてからビスを打つ方法などもあると思いますが、治具にグッと木材をはめ込むだけなので作業効率がグンとアップしました。

脚が完成
脚が完成。
ダボ穴をあけてから45mmの木ねじで締めました。
400mmと200mmの角材を四角に組んだものを2つ作ります。

角材でつなぎます
脚同士を今度は230mmの角材でつなぎます。

天板をつけます
天板をつけます。
2×4材を並べてその上に作った脚を乗せて……

木ねじで固定します
ダボ穴をあけて、木ねじで固定します。

ダボ穴に接着剤
ダボ穴を埋めるので、ダボ穴に接着剤を注ぎ入れ、6mm径のダボを刺し……

飛び出ているダボをカット
飛び出ているダボをカット。
カットしたものをほかのダボ穴に入れて、またカット。
1本のダボをムダなく使い切ります。

エイジング加工をしていきます
形ができたので、エイジング加工をしていきます。
まず金づちで角という角をたたき、傷をつけます。
しょせん女性の力では、壊れないし、さほど傷もつかないのでここは思いっきりたたきましょう。
(男性の方が行う場合は、壊れない程度にお願いします)

ノミがあれば削ります
ノミがあれば削ります。
ノミを使用すると荒々しく表現できるのでおすすめです。
ノミを動かす方向に手を置かないようにくれぐれも注意しましょう。
かんなで角を丸くしてもいいです。

叩いたり、こすったりして傷をつけます
ワイヤーブラシがあればたたいたり、こすったりして傷をつけます。

エイジング加工完了
エイジング加工完了
エイジング加工完了
こんな感じでエイジング加工完了。

滑らかにします
電動サンダーで傷をつけたところを滑らかにします。

またワックスを塗りこみます
削った場所や電動サンダーをかけて、ワックスが薄くなった場所にまたワックスを塗りこみます。

直感で乗せたい色を塗りこんでいきます
ここでも3色使いで、直感でのせたい色を塗りこんでいきます。

フィニッシュ!
最終的に経年劣化による色のムラが表現できてればいいか、といった感じのあいまいな目標を設定してワックスを気のすむまで塗りこんで、最後はウエスで余分なワックスをふき取り、磨きあげ、フィニッシュ!

完成しました!!
完成しました!!
完成しました!!
完成しました!!
写真で伝わるかどうかわかりませんが、これね、控えめに言ってもめちゃかわいいです。
かっこいい雰囲気を目指すのですが、工程の中で愛着が生まれまくるので、最後は「もぉぉぉぉ!!!かわいいっっっ!!!」という目でしか見れなくなります。

かなりヴィンテージ感は表現できる
かなりヴィンテージ感は表現できる
複雑な作りではないし、直線カットのみで作ったいすですが、エイジング加工を施したり、ワックスをていねいに塗りこむことでかなりヴィンテージ感が表現できると思います。

木材にかかった費用は、およそ1,000円ほど。
古道具のいすを買おうと思ったら安いものでも3,000円はすると思います。
お金をかけない代わりに手間暇をかければ、お気に入りの家具も手に入る。
これがDIYの最大の魅力ですね。
このいすはミニテーブルとしても使えるし、何といっても作る工程が楽しいので量産しようと思っております。
また、テーブルとして上に物をのせたり、いすとして座ったりする場合は、強度に注意が必要です。必ず、重さをかけても大丈夫か事前にチェックをしてから使ってくださいね。

DIYにはまった主婦an
引っ越しを機にDIYにはまった主婦anです。
5人家族+にゃんこで大好きなインテリア・雑貨に囲まれて暮らしております。

・DIYクリエイター
・ライブドア公式ブロガー
・ターナーDIYアンバサダー
・作品販売
・ワークショップ講師など
【ブログ】
http://andante365.blog.jp/【インスタグラム】
https://www.instagram.com/andante.365/

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コメント

  1. 部員けびょ より:

    かもねさま
    コメントありがとうございます!手が込んでますもんね……!
    でも詳しく手順を書いてくださってるので、この通りに進めれば意外とできちゃうかも?
    ぜひチャレンジしてみてください^^

  2. かもね より:

    へーええやん、ええやん。
    マネしよー。って、出来るかぁ!!!

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