新たな門出のプレゼントに、手づくり陶芸に挑戦! 餃子の形をしたお皿を作ってみた 後編

投稿日:2020年11月20日(金曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のちまこです。

部員ももちゃん卒業のプレゼントに作った、餃子の形をしたお皿「ぎょう皿」作りレポートの後編です!
前編をご覧いただいていない方はこちらからどうぞ。

こちらが前編で作った石膏型です。これを使って、「たたら成形」という方法でお皿を作っていきます。

作った石膏型です

型を作ってから1週間ほど経っていましたが、型を触るとひんやり冷たく湿った感じがあったので、ドライヤーで温風を当てて型を乾燥させます。

ドライヤーで温風を当てて型を乾燥させます

陶芸用の粘土を練って準備をします。きちんと練って粘土の水分を均一にします。

きちんと練って粘土の水分を均一にします

土が練れたら、石膏型の大きさと同じくらいに形を整えていきます。

土が練れたら石膏型の大きさと同じくらいに形を整えていきます

粘土の両脇に「たたら板」と呼ぶ薄い木の板を同じ枚数ずつ置きます。(木の板は同じ厚みのものを用意するのがポイント!)

粘土の両脇に「たたら板」と呼ぶ薄い木の板を同じ枚数ずつ置きます

テグス糸の両端に、短く切った割りばしをくくり付けた道具で、粘土の塊をスライスしていきます。

テグス糸の両端に短く切った割りばしをくくり付けた道具で、粘土の塊をスライスしていきます

片栗粉をガーゼ生地に少量包んで、生地の目から片栗粉が落ちるようにします。
その片栗粉を、石膏型にまぶします。
片栗粉をまぶすことで粘土の型離れをよくします。

片栗粉をガーゼ生地に少量包んで、生地の目から片栗粉が落ちるようにします

片栗粉をまぶすことで粘土の型離れをよくします

片栗粉をまぶした型にスライスした粘土を乗せます。

粘土を手の平で型に沿わせていきます

粘土を手の平で型に沿わせていきます。
ぎゅぎゅっとしっかり型に沿わせる方が形がハッキリと出ますよ!

ぎゅぎゅっとしっかり型に沿わせる方が形がハッキリと出ますよ

次に、下の写真のような道具で、型からはみ出た余分な粘土を切り落としていきます。

型からはみ出た余分な粘土を切り落としていきます

こんな感じになりました!

型からはみ出た余分な粘土を切り落としたらこんな感じに

いよいよ、ひっくり返して型から外します!

ひっくり返して型から外します

型をしっかり乾燥させていて、片栗粉をしっかりまぶしていればキレイに外れます。

型から外すと餃子の形のお皿が!

じゃーん!
型から外すと餃子の形のお皿が!

形を滑らかにするために、仕上げにスポンジでかる~くふきます

形を滑らかにするために、スポンジでかる~くふきます。お皿の周りもキレイにふきます。

同じ要領でたくさん作りました!
型で作ったとはいえ、手作りなのでひとつひとつ違っていてかわいいです。

出来上がったお皿は乾燥させて、陶芸の窯に入れ、素焼きします

できあがったお皿は乾燥させて、陶芸の窯に入れ、素焼きします。
素焼きは約850度の温度まで上昇させて、合計10~12時間ほどかかります。
素焼きすると植木鉢のような質感に変わります。素焼きをすることで釉薬をかけやすくなるのです!

釉薬の色は、焼くと変わります

釉薬をかけたらこのようになります!
餃子の耳(?)の部分は茶色く発色する釉薬を付けました。釉薬の色は、焼くと変わるのです。
これを再び窯に入れ、今度は約12時間かけて1230度まで温度を上げて焼きます!

餃子の耳(?)の部分は茶色く発色する釉薬を付けました。

じゃ~~ん!焼き上がりがこちらです!
ベースの色がクリーム色、周囲が茶色になりました。思った通りの色に発色してよかった~。
最後にお皿の裏面(机に触れる部分)をきれいにやすって完成です!

焼き上がり

中央のくぼみに餃子のタレを入れて、餃子を食べる。
餃子好きさんにぴったりです。
卒業するももちゃんも喜んでくれました~☆
フェリシモ女子DIY部で陶芸に初チャレンジ、大成功でした~!

ももちゃんも喜んでくれました

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