神戸市新長田 「アスタくにづか」でワークショップ 3日目
投稿日:2017年9月1日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のますもです。
今回は、新しくオープンするコワーキングスペースでのワークショップ、最終日(第3回目)のご報告です。
★これまでのレポートはこちら→第1回目、第2回目
今回のミッションは、大きく分けて2つ。
①いすの革張りリメイク
②机・床・柱塗り
です。
まずは、「①いすの革張りリメイク」のレポートです。
古くなったカバーを取り、中身のウレタンがむき出しの状態。
ここから、どのように変身していくのでしょうか。
DIY初心者のますもには、どのようにして革張りしていくのか全く想像がつきません。
カバー用のレザー生地をいすより少し大きめに切ります。
シックでかっこいい赤ですね。
この時点で、完成がとっても楽しみです。
次は、タッカー(※大きいステープラーのようなもの)で、レザーをいす本体に仮留めしていきます。
芯を打つとき「がしゃっ」と大きな音がするので、慣れるまでちょっと怖い!?
周囲4辺に仮留めし、レザーの配置を決めます。
1辺ずつ仮留め用のタッカー芯をはずし、本止めしていきます。
コツは、レザーがたるまないようにぴっと指で引っ張りながら打っていくこと。
先ほどとは違って本留めなので、タッカー芯同士の間隔は狭めです。
難しそうですが、芯を抜けば打ち直せるので、少々失敗しても大丈夫です。
角までしっかり留めたら、はさみで余分なレザー部分を切ります。
だいぶ形ができてきました!
残るは、見栄えを良くする仕上げです。
先ほど本打ちしたタッカー芯部分を余ったレザー生地で隠します。
さらに固定用として打った芯を隠すように、いす鋲(びょう)を打ち込んでいきます。
完成に着々と近づいていく様子が、見ていて気持ちいい!
ジャーン!
ついに完成しました!
すごい!いすの革張りって自力でもできるんですね。
赤と緑のいす鋲がアクセントになって、ポップでかわいいです。
同じ要領で、4つ作りました。
生地を変えるだけで、だいぶ雰囲気が変わります。
自分たちで作ったと思うと、愛着がわきますね。
奥の2つはレザーの代わりに布で張っています。
さてさて、次は革張りリメイクの応用編です。
同じようにして、ベンチを作りました。
ベンチの土台は、これ!パレットです!
わ~フェリシモの文字がいっぱいだー!
物流センターで使用していたものの、リユースです。
95年ものもある!
いすのリメイク座面にクッション性を持たせるための、中身のウレタンを切ります。
いすの時と同じように、仮留めからの本留め。
ここでも、レザーがたるまないようにしっかりと引っ張りながら打っていきます。
余分なレザー部分を切って、残るは仕上げ……て、こんなチートアイテムがあったのか!
なんと、最初から連なったいす鋲の登場です。
すごい、さくさくできていくぞ。
いすの時より大きいから大変そうだなあという心配は不要でした。
一定の間隔である、穴部分に単体のいす鋲を打ち込み、固定していきます。
完成!2つ作りました。
わ~い!フェリシモの文字入りベンチだー!
次は、もうひとつのミッション、「②机・床・柱塗り」のレポートです。
塗る前の事前準備として、塗料を塗りやすいように、やすりで机と柱の木の表面を整えていきます。
机の側面は、ぶつかって怪我をしない意味もこめて、丁寧に削ります。
木の削りカスをきれいにはたいたら、塗料を塗っていきます。
今回使用したのは、こちら。
「オスモカラー」です。
自然由来の成分でできているため、人体にも木にもやさしい塗料です。
浸透性で、木の内部から木を保護します。
(※写真(右)は、オスモカラーと他の合成樹脂塗料の浸透度合いを比較したものです)
また、木本来の色味を活かした自然な仕上がりになるのも、オスモカラーの特徴です。
粘性が高いため、慣れるまではなかなか塗るのが難しいのですが、染み込ませるようにていねいに塗っていきます。
塗っていくと、木の生き生きとした色味が現れてくるので、とてもワクワクする作業です。
木の年齢が古い中心ほど、濃く出る傾向があるそうです。
時間を置き、二度塗りして完成!
木本来の自然な色味や風合いが活かされた、なんとも味わい深い仕上がりになりました。
最終日はミッションも多く、少し時間がオーバーするかな?と思いましたが、そんな心配はまったく不要で、参加してくださったみなさまのなんとも気持ちのいい働きぶりで、予定時間よりも早めに終了することができました。
ワークショップに参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
そして、おつかれさまでした。
DIY初心者のますもにとっても、すごく貴重な経験でした。
コワーキングスペースは、9/2オープンです。16:30~内覧会も予定されています。
実際に使用されている感じを見に、またのぞきに行ってみようと思います。
★アスタくにづかのコワーキングスペースの詳細はこちら★
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