『ウッドカトラリーレッスンプログラム』でジャムスプーンを簡単DIY!

投稿日:2022年4月28日(木曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のばぐじーです。

みなさんは、スプーンやフォークなどカトラリーを手づくりできるってご存じでしょうか?
木製の手づくりのカトラリーって、お土産屋さんとかで売っている職人さんが丹精込めて作られたものをイメージしてしまいますが、どうやら作れるらしいんです。

「DIY初心者でも手ごろに始められるキットがあるよ~」と先輩に勧められて、今回フェリシモ女子DIY部の新入部員・やみー、もちこ、あんこたろが、各々挑戦してみることにしました。

過去に先輩方がトライした記事はこちら(クオリティが高くてビビってます)

手づくりのカトラリーを使うなんて、あこがれの『ていねいな暮らし』すぎる!
ということで、私たち、さっそくカトラリーづくりに挑戦してみたいと思います。
第1弾は、ばぐじーが『ジャムスプーン』づくりにトライ。その様子をレポートします。

完成したスプーン

【準備したもの】

準備したもの

・治具(左下):削る木材を固定する台座らしい
・小刀:木材を削る用
・彫刻刀:木材を削る用(小学校ぶりの再会)
・クランプ(右下):治具と削る木材を固定する
・木材:主役 これを削りスプーンにする
・やすり:仕上げにクオリティを上げる
・鉛筆:削る目安のしるしを付ける
・タオル(撮影漏れ):クランプ固定するときに傷を防ぐために使用

必要なものは、レッスンキットに書いてあるものをそのまま準備しました。ほとんどがキット(木材も工具もワンセット 削ってつくる手づくりウッドカトラリーレッスン)に含まれているもので、自分で準備するものはタオルと鉛筆だけでした。

先ほどの写真だとわかりにくかったのでこちらで木材を紹介。
今回削る、主役の木材はこちら!

木材を紹介

むずかしい(と思われる)スプーンのへこみ部分はすでに削られている状態でした。これがジャムスプーンになる予定。

こんなきゃしゃなデザインにしたい

こんなきゃしゃなデザインにしたい。(妄想スケッチ)

さっそくスタート!

まず、えんぴつで削り落とすところに印をつけます。八の字に書いたのがそれです。

えんぴつで削り落とすところに印をつけます

次に、治具を机にセット。
ちょうど机の角にひっかかるような形状になっています。その上に、木材を置きます。

ちょうど机の角にひっかかるような形状になっています

次に、クランプを使って治具と木材を固定させます。クランプはねじねじした部分が下の向きで使います。

クランプはねじねじした部分が下の向きで使います

どうでもいいですがそんな服でDIYするなよ、と聞こえてきそうです。わたしも今書きながら思っています。
しかし、安心してください。このウッドカトラリーのDIYキットは机上で完結するので、こんな引っ掛かりそうな服でもOK。

ねじねじの上にタオルをかませて、いざ固定。自転車のサドル調整の気分で、クランプ下部の取っ手をくるくるします。

ねじねじの上にタオルをかませて、いざ固定

固定できたら、いざ執刀。

写真でみると寿司ネタみたいにするっと一切りでいけそうですが、硬いので無理です。

固定できたら、いざ執刀

どうやら、固定した向きを間違えたみたい。しれっと固定の位置を変えてリトライします。(手前から奥に刃を流すようにカッティングしていくと、力を入れやすいため向きを変えました。)

手前から奥に刃を流すようにカッティングしていくと、力を入れやすいため向きを変えました

この一発目が緊張。

この一発目が緊張

はい、削った。削り節、見える?

千里の道の一歩すぎる削りっぷり。

千里の道の一歩すぎる削りっぷり

数回しゃこしゃこ削ってみましたが、こっちの彫刻刀のほうが使いやすかったのでチェンジ。

数回しゃこしゃこ削ってみましたが、こっちの彫刻刀のほうが使いやすかったのでチェンジ

もくもくと削っていきます。

もくもくと削っていきます

もくもくと削っていきます

反対面へ

え、いいよね?これできたよね?
ということで反対面へ。

反対面セット

反対面セット。(削った下の部分の抜け感にうっとり。逆光で撮影してしまいました)
反対面も地道に削っていきます。

両面できました

両面できました! フォルムがそれっぽくなってきてうれしい^^

側面はまだ、野暮ったいです

側面はまだ、野暮ったいです。

次は、持ち手の部分を削る工程に入ります。同じく印を描きます。
どれくらい削るかは自分で決められるので、わたしは細いデザインにチャレンジしてみることに。

同じく印を描きます

削りました!

今度は後ろの部分もマーキング。少しくびれをつけたセクシーなデザインを目指します。

先をちょっとすぼませてみました

先をちょっとすぼませてみました。

最後はサイド、側面の削り工程に入ります

最後はサイド、側面の削り工程に入ります。側面を見ると、まだまだ木材感がありますね。
側面にも鉛筆で印をつけます。下の部分をごっそり削れば、スプーン独自のフォルムになりそう。

側面にも鉛筆で印をつけます

で、すみません。

ここからわたしの内なる職人魂が開花することとなり、そのあまりのスピードの速さにシャッターが追い付かなくなってしまいました。嘘です。写真を撮るのを忘れてしまいました。

ひたすら削ること、ここから2時間……
フォルムが完成したのです。それがこちら。

フォルムが完成

説明書に持ち手とスプーン部分の間を、細くするとかっこいいデザインになるよ!と書いてあったので、この写真なき数行の間に一生懸命細くしました。

削る前と比べると……

側面にも鉛筆で印をつけます

セクシーダイエットに成功しました

大胆チェンジ。セクシーダイエットに成功しました。おしりが大きい子です。
ここからやすりをかけて、削ったところをなだらかにしたら……

やすりをかけて、削ったところをなだらかに

いい感じに!

耐水性能をつけるためにオイルコーティング

このまま使えそうですが、耐水性能をつけるためにオイルコーティングをします。
このオイルはオリーブオイルでもOKとのことで、我が家にあったものをそのまま塗布しました。

完成したスプーン

完成!未経験のわたしでも、こんなウッドカトラリーを作ることができました。

所要時間は5時間。もとの木材からだいぶ削ったスリムなデザインなので、ちょっと時間がかかったかな?という印象。トーストの朝には、このジャムスプーンを使って『ていねいな暮らし』をしている気分に浸ろうと思います。

新入部員の続編も、乞うご期待!

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