新たな門出のプレゼントに!クルミ板のカッティングボードをDIY!
投稿日:2020年4月10日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のばびです。
春風と共に、新生活の季節がやってまいりました。
私たちフェリシモ女子DIY部にも、もちろんその風は吹きます。
そう。ともこの出産と、ちまこの転職という新しい門出の風が。
新しい家族、新しい仕事。日々移ろう暮らしというものに私たちは一喜一憂して生きていくのです。
ともことちまこの新生活に幸あれ!!
ということで、二人に選別を送りますよ。もちろん、DIYで!
今回はあらっきとけもさんが発案してくれた、「カッティングボード」をDIYします。
できあがりはこちら!
やだこれ、売り物じゃないの!?ノンノン。れっきとした私たちのDIYです。リカバリを駆使したね……
クルミの一枚板から切り出して、みんなで一彫り一彫り心を込めて表面に凹凸をつけていきました。
結果的に良いものができあがりましたが、ほんと一時はどうなることかと思ったこの一品。
制作の一部始終を見ていきましょう~。
まず、用意した材料と道具がこちらです。
クルミの一枚板と、毎度おなじみブラック&デッカーの電動ドリルドライバー(と、サンダー。あ、ジグソー映ってない)、ドリルビット、曲尺、手のこ、彫刻刀、クランプ、紙やすり、クルミオイルとウエスを用意しました。
まず驚いたのが、あらっき&けもさんが注文したクルミの一枚板の重さと厚さ!3センチくらいあるやん!!
いやそれくらいの厚みのまな板あるけど!切れるんかこれ!!
て言っててもはじまらないので。やったるで~。
まずは切り出す寸法を測って、ラインを引きます。
全員が何かしらの作業を担当するのが贈り物のルールやけど、この時点ではあらっきとばびの二人。みんな忙しす。
ラインが引けたら、切っていくで~って、かった!なにこれかったい!!
ジグソー全然進まへんやん。ブラデカアタッチメントの丸のこだと、木がぶ厚くて切りきれへんし、手のこ……。
いやいや、うちらの用意した手のこ、めっちゃ細いやつやん!きゃしゃすぎるやん!
とりあえず用意したってだけで、使う気なかったしな!
だからジグソーで、全力で押し切る!文明の利器に頼るんや!!
あらっき、ほんとにそんなに固いのかと疑問に思ったようで、やってみたいと提言。
「かった…」
歯が一切進む気配なし。
ここは俺に任せろ!ばびはがんばりました。
このあたりでじょーじ、ももこ参戦です!!
でも今はすることねぇ!
見てろよ新人。これが部長のチカラだぜっ。
一気にいくでー!うおりゃ~~!!
おりゃぁ~~~!うおっしゃー!
ぐっはぁーーー!!
縦横無尽にいがんどるやんけ!歪みの歴史ダントツトップやわ!!
あかん、こうなったらもうあの手のこでやるしか残された道はない。あのパン切り包丁みたいな子で勝てるんか……。
あら。割とといけるやん。全然切れるし、歪みもなく安定。ジグソー?何それ。やっぱり人の手の精度しか信じられないでしょ?
斜めになってしまったところも補正完了。どんだけ斜めっとんねん。
切り終えたら、サンダーで切断面を中心に滑らかにします。電動サンダー、マジ素敵。てのひらクルリで文明の利器に全力で頼るで。
ほんでおがくずと最悪の相性、黒のコーデュロイパンツで登場したじょーじにやらせるんや。DIYなめんな。
じょーじがみがいてくれたので、持ち手の部分を切り出します。
かどの部分はのこで切りすぎるのを防ぐために中くらいの太さのドリルで穴をあけておきます。ドリルガイドという、穴をまっすぐにあける装置が市販されており、それを使うと驚くほどまっすぐに穴が開けられます。
ももこさんが手のこでがんばってくれました!後ろの人が教官ソルジャーのように見守っています。
そんなこんなでベースの形ができました。
あとは持ち手に穴をあけて、表面を彫刻刀でホリホリして全体やすってオイルでフィニッシュ。峠は越えた感じ。楽勝やで。
一人一刀をモットーに、全員で彫り込んでいきます。
「私得意なんですよ~。」とマイ彫刻刀を持参してくれた割に、さかむけのような状態を量産していくじょーじ。
「いくらでも彫ってられる~。」と放っておくと一人で全部やりかねないももこ。
「支えないと動いてしゃーないわ!」んで、床に直置きで壁に当てて彫り進めるけもさん。
「わたし説明なんも受けてないねんけど。」それでも一番ベストなやり方を導き出すけびょ。
すばらしいの一言です。
みんなの個性、確かに受け取ったぜ!!(カッティングボードが)
そしてなんか知らんけど顧問の先生みたいな貫禄が出始めたあらっき。
先生と生徒やんこれ。
合間をみて、持ち手に穴を開けますよ~。
はい、やらかしました~。
貫通した時に周辺まで持っていきやがった。
拙者に任せるでござる!削って滑らかにすればそういうデザインに見えるのです!!
お。足もとがくノ一っぽい人、頼もしい。
「私もやるわ。」
けもさんそれ、下半身どうなってんの?
やすりで削りきるには厳しいところを小刀で削ったり、彫刻刀でけば立ったところを紙やすりで細かく削ったりで、ようやく形が完成!あとはクルミオイルで仕上げるだけや~。
なんやかんやで朝から始めて夕方くらいまでかかったな~。
ここでようやく、たろうが参戦。オイル塗るだけって、どんだけ苦労知らずやねん。
ともことりまこが喜ぶ姿を想像して、和気あいあいと笑い合う一同。
いや、あらっきの豪快なオイルっぷりがウケてるだけやけど。
デニムの裾30cmくらいすべてオイル漬けにしてました!あほやな。
そしてようやく完成!!
いいでき~!!
後日、お別れランチ会でとっても喜んでくれました!
誰かに喜んでもらえるDIYはやっぱり楽しいね!
二人によき光が射しますように!
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