みなさま、こんにちは。『クチュリエの種』編集部です。最近よく耳する「推し活」。アイドルやキャラクターなど、自分のご贔屓(推し)を愛でたり応援したりする活動のことです。今回は『手づくり×推し活』に注目し、SNSでも大人気のシルバニアファミリー公式アンバサダー・ひよこさんに、「シル活」ならではの手づくりの楽しいお話を聞かせていただきました。
ひよこさんはこんな作品で大人気
① 100円ショップで購入したフェルト。色にこだわってセレクト。
② SNSで知り合ったささみさん(@koala_alala)の作ったシール。
③ 本物のお惣菜を入れるためのパック。
手づくりとシルバニアファミリーに癒やされる、大人のための小さな推し活
編集部(以下 編):ひよこさん、はじめまして! ひよこさんは、手づくりの衣装というか着ぐるみを使って、シルバニアファミリーの赤ちゃんをユーモラスに、とってもかわいく演出して撮影されていますよね。SNSに投稿するようになったのはいつごろからですか?
ひよこさん(以下 ひ):5年ほど前から、シルバニアファミリーのコレクションアカウントとしてスタートしました。そこから手づくりをされている方々の投稿を目にすることが増えて、自分でも作ってみようかな?と思ったのがきっかけです。それからどんどん作品が増えて、2020年ごろからはインスタグラムに写真を投稿するようになりました。
編:いちばん最初に作ったのは?
ひ:チーズの着ぐるみです。
編:おいしそうなチーズに包まれたネズミの赤ちゃんが、まるい箱にむぎゅっと収まっているやつですね。色も本物そっくりに似せてありましたが、素材はフェルトですか?
ひ:そうです。百円ショップで売っているフェルトを使って、ちくちく手縫いで作りました。
編:ひよこさんの作品は、かわいらしさもさることながら、どれも本当においしそうなのが印象的です。それでいてクスッと笑えて、しあわせな気持ちになるんですよね。
ひ:ありがとうございます。おいしく見えることにはこだわりがあるのでうれしいです。フォロワーさんからも好評いただいたエビの天ぷらなどは、サクサクとした“衣感 “を特に意識しました。簡単そうに見える春巻きも、お惣菜コーナーでじっと観察して色を合わせ、実際のレシピや作り方を調べて、お料理するように巻いてあるんですよ。テーブルに置いていると、夫が「食べたいな」とつぶやいたりして(笑)、それを聞くと「よし!」って思いますね。
編:もともと手づくりがお好きでしたか?
ひ:洋裁の仕事をしていた祖母の影響もあって、小学生のころはシルバニアファミリーのお洋服を自分で作って遊んでいました。シルバニアファミリーは幼少から大好きで、妹と一緒に集めていたんですけど、中学生ごろからだんだんと離れてしまって……。それと共に、しばらく手づくりすることもなくなっていたのですが、長男の子育て中にシルバニア愛が再燃したんです。
編:はじめての子育てで、大変な時期ですよね。
ひ:そう。それで気持ちが滅入ってしまうこともあったけど、シルバニアファミリーのおかげで気分が明るくなったというか。さらに手づくりをはじめたら、ギュンと気持ちが上向いて、どんどん楽しくなってしまったんですよ!
編:手づくりで推し活していることが、忙しい毎日の癒やしになっているってことですか?
ひ:ものすごく助けられている、心の支えですね。「次は何を作ろう? これは着ぐるみにできそうだな」って、いつもワクワクしています。時間を見つけて材料を探しに出かけたり、子どもが寝ている間にちょこちょこっと作業するのは息抜きにも。写真を撮るために出かけるので、自分が暮らす街のことも詳しくなったし、以前より好きになれましたね。
ひ:それから手づくりで推し活をしていると、SNSなどを通じて「仲間を見つけやすい!」というのも魅力。作り方や撮り方をやさしくアドバイスをしてくださる手づくりの先輩たちに出会えたことで、表現できる世界がぐんと広がりました。自分の作品の中で気に入っているもののひとつに「たこ焼きの赤ちゃん」があるんですけど、全体を丸く仕上げるコツやヒントは、そういったSNSでのやりとりで得られたことなんです。
編:反響も大きかったようですね!
ひ:はい。みなさんのあたたかいコメントがありがたいです。「かわいい」「おいしそう」って共感してもらえると、もっともっと作ろう!ってモチベーションも高まります。ひとりでもくもくと作る時間は大好きだけど、やっぱり大変なことも多いので(笑)。みなさんの言葉で努力がむくわれたような気持ちになるんです。
編:手づくりのモチーフとして、今ハマっているものは何かありますか?
ひ:中華を極めたいと思っています! 中華まんや春巻きはこれまでに作ったので、今はごま団子を製作中。ごまをひと粒ひと粒、縫う作業は、予想以上に根気が必要なんですけど、ハマってます(笑)。
編:完成が楽しみです!そんな楽しいアイデアはどんなときにひらめくのですか?
ひ:スーパーでお買い物をしているとき、グルメ番組を観ているときなど、「ハッ」としたら「パッ」と、スマホのメモ機能を使って書きためるのが、習慣になっています。もう数えきれないですけど、ざっと百個以上はリストアップしていますよ。
編:今後はどんなふうに手づくりしたりシル活したりを楽しみ、さらに広げていきたいですか?
ひ:5才の長男が私のシル活に興味を持ってくれていて、「ぼくも作りたーい!」って、3才ごろから一緒に手づくりを楽しんだりしているので、いつか親子コラボが実現したらうれしいですね。彼にはジオラマ作成とか、私があまり得意でないジャンルでがんばってほしいな(笑)。次男もまだ生まれたばかりですが、シルバニアファミリーではやく一緒に遊びたいです♡
シル活という今まさに人気のカテゴリーで、技法やジャンルの枠を越えて手づくりを楽しまれているひよこさん。手づくりの新しい世界のヒントがたくさんでしたね。みなさまも推し活に限らず、ご自身の作品を写真に撮ってSNSで発表するなど、手づくりのその先の「楽しみ」が広がるきっかけになればうれしいです。
「シルバニア ファミリープログラム」から。団体さま用ロングポーチにIN!
今回特別に「シルバニアファミリープログラム」のグッズといっしょに撮影していただきました。お寿司の赤ちゃんとお出かけしたい!
「シルバニア ファミリーを楽しむプログラム[6回予約プログラム]」は以下の内容でお届けします。
お話いただいたひよこさんとは…?
シルバニアファミリー公式アンバサダー2024年
ひよこさん
お裁縫が好き! こだわり作品をInstagramでも紹介しています。
Instagram:@h1natan0h1y0k0
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