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えんぴつ削りカバー
みなさま、こんにちは。みなさまは、電動えんぴつ削りを持っていますか? 今どきは縦形が多いそうで、これは便利そうと小学生の娘のために購入。重力に従って押す使い勝手のよさ、気持ちよい削りっぷりにドハマリし、娘のえんぴつがチビるたびに私がジョリジョリするのが楽しみになりました。最近は手書きすること自体極端に減っていますが、ふと家に転がっているえんぴつをメモ書きに使ったことをきっかけに、そのよさを改めて実感。デザインの構想などをまとめる際にもえんぴつのほうがボールペンよりも、脳と手と絵がつながる心地よさがあるとわかって、マイえんぴつ削りをデスクに置いて私も積極的にえんぴつを使うようになりました。
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さて、その機能は大好きなのですが、えんぴつ削りの見た目はいつも少しだけ気になっていました。それは、どこからどうみても「えんぴつ削り」として常にデスクに居座っているからです。いっそのこと、なにか違うものに擬態してくれないかなと考えるように。ちょっと和むような色や形で、デスクの上で違和感がなく邪魔に思えないもの……として浮かんだのが、色味の少ないティーポットでした。えんぴつ削りを計測し展開図を書き、型紙をああでもないこうでもないと作成。机の色に合うベージュ色の厚口のフェルトはネットで購入しました。型紙にそってカットした末広がりのフェルトに、ウールでシンプルな刺しゅうをほどこし縫製、ついにカバーが完成しました。
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えんぴつ削りひとつにどこまでこだわるの?と娘からあきれられながらも、久々の自己満足でいっぱいのできばえに、ひとり悦に入る私。あ~調子に乗って削りすぎてしまいそうですワ。
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ユキンコ
『クチュリエの種』創刊時から作品を担当。娘の成長とともに自分の時間も増えてきました。 最近はソーイングにどっぷりはまり中。
Instagram:@yukinko_no_kurashi
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