ぬいぐるみ作り 「アザラシファミリー」 / ユキンコの自遊きままな暮らしの手づくり

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ご近所さんのアザラシファミリーへ

みなさま、こんにちは。今月は、ご近所のY君ファミリーのためにぬいぐるみを作ったお話です。水族館が大好きなY君は、一緒に何冊もの絵本づくりをして遊ぶなど私の娘と不思議と波長が合い、親同士もとても仲よし。ある日、Y家で何年も愛用しているアザラシのぬいぐるみがボロボロになり、同じものを探しても見つからないとママさんから聞き、「それ、私に作らせてもらえないかな?」と提案。ママさんと一緒に手芸店に行き、アザラシにぴったりの手ざわりの生地を選んできました。さーがんばるぞ!!  この話にいちばん喜んだのは娘。Y君兄妹のアザラシ好きは以前からよく知っていたようで、「何度もなでたくなるものを作らないとね!」「表情が大事だよ」とノリノリ。リサーチのため、娘とたくさんのアザラシ研究もしました。

 

 

私のぬいぐるみ作りはいつも2枚の布を適当なサイズで一度縫うところからスタートします。そうして「もっとここは丸く」「ここが長い方がいいかな?」などとそのままハサミを入れたり、継ぎ足しや縫いつまむなどの改良を加えます。次に、縫製した位置に印をつけて、すべての糸をほどきます。開いた布を型紙にして2回目の試し縫い。さらに「もっとこうかな」「やっぱりこうしよう」など3回4回とさらに改良。今回のアザラシは、「これ、いいやん!」と娘と納得できたのがなんと8回目! 最後に本番の布でサイズ違いの4匹を制作し、娘が描いた4匹それぞれの表情を、私が刺しゅうで入れました。

 

 

想像力あふれるお話を作るのが大好きなY君の家で、新しいアザラシファミリーがどんなふうに暮らしていくのかを想像するだけでわくわくします。もうすぐやってくるY君の誕生日が待ち遠しい、ユキンコ親子なのでした。

 

ユキンコ

『クチュリエの種』創刊時から作品を担当。娘の成長とともに自分の時間も増えてきました。 最近はソーイングにどっぷりはまり中。 

Instagram:@yukinko_no_kurashi

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