ソーイングをする 女の子にあこがれて / ユキンコの自遊きままな暮らしの手づくり
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陸奥 A子さんの恐竜バッグ
2年ほど前に知り合った手芸クリエイターの山田さんがある日、「ユキンコさんの連載を見たい」と言ってくれたので、この連載のバックナンバーを送りました。すると山田さんから、小学生のころ陸奥 A子さんの漫画に登場する、ソーイングをする女の子にあこがれてその道に入ったこと、私のこの連載を読んで手芸を始めたころの楽しさを思い出して胸がいっぱいになり、目頭が熱くなったとお返事がありました。
それを読んだ私の方が今度は泣きそうに。何を隠そう私も高校時代に陸奥 A子さんの世界観にどっぷりはまっていたのです。だから、陸奥 A子さんの魅力について語り合える人に初めて出会えたこと、しかもお互いに今、手芸を生業に日々励んでいることにめちゃくちゃ感動したのです。
陸奥 A子さんの作品で私が特に好きだったのが、『土曜の午後のチアフル・ティアフル』。その主人公は彼氏にプレゼントされたユーモラスな恐竜のバッグといつも一緒なのですが、山田さんの口から陸奥 A子さんのなまえが出た瞬間、その恐竜バッグの絵がぱあーんと浮かんできたのです。
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あの恐竜バッグ、今の私なら作れるかもしれない……そう思って挑戦したのが今月の作品です。いやぁ、燃えましたね! 高校生のころただただ漫画を楽しんでいただけの私に教えてあげたい。あなた将来とってもおもしろい出会いが待ってるから、楽しみにしていてねと。今度、山田さんに会ったら、手芸や陸奥 A子さんの話で思いっきり盛り上がりたい。私たちにソーイングの素敵な種をまいてくれた陸奥 A子さん、ありがとう!!
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ユキンコ
『クチュリエの種』創刊時から作品を担当。娘の成長とともに自分の時間も増えてきました。 最近はソーイングにどっぷりはまり中。 instagram:@yukinko_no_kurashi
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