バイアステープは布目に対して45度の角度でカットしたテープ状の布のことです。よく伸びる性質を利用して、布のパイピングなどにも使われます。すでにテープ状になっている市販のものを使うのも便利ですが、手持ちの布で作る場合はつなぐ必要があります。
目次
バイアステープの作り方
手持ちの布でバイアステープを作ってみましょう。
布目に対して45度の角度のことを「正バイアス」といい、バイアステープを作るときは必ず布を正バイアスに裁ちます。何本かカットしたバイアステープをはぎ合わせて必要な長さにします。
つなげたバイアステープはアイロンで折って使います。
バイアステープの基本的な使い方
◇直線をくるむとき
ミシンで縫いつつ、バイアステープをあしらっていきます。
仕上げ方は3パターンあるので、理想とする仕上がりや自分がやりやすい方法で。
◇曲線をくるむとき
曲線をくるむ場合は、カーブに合わせて加減しながら縫うと美しく仕上がります。
POINT
曲線をくるむときは、縫い付ける前に、カーブにそわせてアイロンで形をつけるようにしましょう。
◇角をくるむとき
角をくるむときは、下の手順で布を折って、仕上げます。
角を上手にくるんだら、最後にまつります。
POINT
カーブや角などはもちろんですが、直線をくるむときも、めんどうだと思わずに細かくまち針を打ち、しつけをするのが成功の秘訣です!
バイアステープの額縁仕立て
バイアステープでコースターをかわいく縁取りましょう。
柄違いの布を2枚外表に合わせ、ずれないようにしつけでとめておきます。縫い始めは、バイアステープの端を1cm折り、印の角まで縫います。
バイアステープを斜め45度に折り上げます。
折り上げたバイアステープを布端で折り返し、同じようにしてぐるりと1周縫います。(まち針でとめてから縫っていきます)縫い終わりは縫い始めに1cm重ねてテープを切ります。
裏に返して、1辺を三つ折りにし、縫い目を隠すようにしてまち針でとめます。残りの辺も同じように三つ折りにします。
角を整えて、表にひびかないようにまつりつけます。④の段階で縫い目より0.2cmほど内側に折り、表からテープのきわや端をミシンで縫って仕上げる方法もあります。この時、裏側のテープまで針が通るように注意します。
できあがりです!
バイアステープで手作りにかわいいアクセントを
自分でも作ることができるバイアステープ。せっかくなのでお気に入りの布を選んで作ってみましょう! 手作りに個性が加わり、かわいいアクセントになりますよ。
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