フランスでも話題の日本の伝統工芸を感じる 徳島「藍染工房」訪問(2)

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フランスから気になる手づくり情報をお届けする「おとめのフランス日記」、前回の記事「徳島の愛染工房訪問」に続いて、今回は、「藍の館」という博物館のようなところで実際に体験した、藍染の工程をご紹介します。

もち粉がベースの糊を使って。

型染めの基本作業、その1! もち粉がベースとなっているこの糊をヘラで生地にべたっと刷り込ませます。そうすると、染めたときに糊の部分は染まらず、白く残るということです。工房によって作り方はそれぞれだそう。

染める作業を30回ほど繰り返す。

型染めの基本作業、その2! 藍がめにつけて染めます。藍染は還元された染料液に生地を浸し、それを外に出して空気にふれさせることで酸化させます。そうすることで色が定着するという仕組みなので、何回も浸して出してという作業を繰り返すと、より一層濃い青色になります。30回くらい繰り返していると、黒にも近いような紺色に染まっていきます。おとめは染めを6回繰り返して終了。

水ですすいでできあがり!

型染めの基本作業、その3! 染めのあとは、水ですすぎ洗い。糊と余分な染料をすすいで落とせばできあがりです!

フランスに引っ越してから、日本のものが外国人のように気になる時があります。外から見た我が国、まだまだ知らない魅力がいっぱいです日本人としての誇りを持てるよう、これからは日本の技法や伝統工芸ももっと知っていきたいと思うおとめでした。

日本には、大切に受け継ぎ守っていきたい技法がほかにもたくさんありますよね。クチュリエには日本の手仕事にふれる手づくりキットがいろいろあります。美しい手づくりに心ひかれる方にぜひおすすめです。

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