フランスでも話題の日本の伝統工芸を感じる 徳島「藍染工房」訪問(1)

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工房での写真

フランスから気になる手づくり情報をお届けする「おとめのフランス日記」、今回はなんと日本から! 徳島の「長尾織布」という工房を訪ねました。

最近、フランスでも日本の伝統工芸がとっても注目されているような気がします。展示会などに出向くと、日本の職人さんの作品や商品が結構紹介されています。日本でも伝統工芸を守っていこうという働きはあると思いますが、おとめもこうして海外に住むことで、あらためて外から日本の伝統的な技法に注目するようになりました。

職人さんが工房を案内してくれました。

工房の機械

この工房では、染めだけでなく織りもされているので、糸を先に染めて、それをこのようなレトロな織り機で織って生地にし、そのあと商品に仕立てています。後染めの手法もされていて、白い生地を藍染することもあるそうです。

日本古来の伝統技法。

これは染めてから色を抜く「抜染」という方法で模様をつけた生地です。型紙はこんな感じで、ステンシルのように切り抜いてあります。

徳島といえば、○○モチーフも!

阿波踊りをモチーフにした美しい和柄。こちらの工房では、阿波踊りのための浴衣の注文が多いそうです。徳島ならではですね!

オーダーメイドも可能。

この工房では、お洋服もオーダーメイドで注文できるとそうです。藍色でも濃淡や柄で印象もそれぞれ。とっても素敵です。おとめも、ぜひ藍染を体験してみたいということで、型染めの基本的な作業を実際に体験させてもらいました。次でご紹介します!

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