お家でホッと一息。そんな時はいつもの蛍光灯の下ではなく、ユラユラと揺れるキャンドルの灯りはいかがですか?
暮らしの中の癒し時間を自分が作ったお洒落なキャンドルで過ごす、なんて素敵ですよね。
今回は本格的なキャンドルが作れる『自由な気持ちで色彩の重なりを楽しむ 手づくりキャンドルキットの会』を、手作りキャンドルに初めて挑戦するスタッフがご紹介します。
キットを使って簡単に!幻想的なカラーを重ねる魅惑の手作りキャンドル。
今回のキットの内容は説明書、キャンドルワックス(パラフィン)、キャンドルワックス(バイパー)、着色済パラフィンワックス、コットンひも(キャンドル芯)、ウッドビーズ、ラベル帯です。
別途用意しなくてはいけないのは、ホットプレート(IHヒーターでも可)、ホーロー製かステンレス製の鍋または容器2~3個(一度キャンドルを溶かしてしまうと料理用には使えないので、手作り専用のものを用意してください)、ハサミ、カッター、割りばし、輪ゴム2本、マスキングテープ、クッキングシート、クリップ、別売りのキャンドルモールド。
今回は『キャンドル作家さんも愛用 プロ仕様のキャンドルモールド〈DRUM〉』を使用しました。
溶かして固めてを繰り返すだけ。グラデーションキャンドルが簡単に作れます。
まずはキャンドルワックス一袋を完全に溶かして液体状にします。
そこへコットン紐をすべて浸してから取り出し、キッチンペーパーで余分なワックスを落としながら真っすぐに整えればキャンドル芯の完成。
一度鍋を引き上げて冷ましながら、完全に水分が無くなるまでグルグルとかき混ぜていきます。
最初はなかなか固まらなくて不安になりましたが、根気よくかき混ぜ続けていると次第にワックスが固まってきます。
水分がすべて無くなる頃にはパラパラとフレーク状になったワックスが完成するので別の容器に移しておいてください。
今回私が用意できた容器は鍋1つステンレス製ボウル2つだったので、別途紙コップを用意してそこへ移すようにしました。
別売りの『キャンドル作家さんも愛用 プロ仕様のキャンドルモールド〈DRUM〉』に作ったキャンドル芯をセットしていきます。
流し込んだワックスが漏れないように、ゴム栓の上からマスキングテープをしっかり巻いておいてください。
それでも少量ワックスは漏れてしまうので、ここからはクッキングペーパーを敷いて作業をしていきます。
用意しておりた割りばし、輪ゴム、クリップを使ってキャンドル芯がピンと真っすぐ張るようにセットをします。
ここまでで下準備は完成。いよいよ型に流し込むためのワックス作りに入っていきます。
最初にワックスを溶かした工程と同じように、残りのパラフィンワックスとバイパーワックスを溶かし、別の鍋または容器に少量入れ、そこへ着色済のパラフィンワックスを入れて一緒に溶かしていきます。
着色済ワックスはカッターで細かく切っておくと色の濃さの調整がしやすいく、また溶かしやすいのでお好みのサイズにカットしておいてください。
このときのポイントは透明のワックスを入れ過ぎないこと。私は入れ過ぎて思ったより色が薄くなってしまいました。
溶かした着色済みワックスを流し込み、とろみが出てきたところで作っておいたフレークワックスを1cmほど入れ、さらにその上に透明の液状ワックスを1cmほど流し込んでいきます。
このときのポイントは側面から確認したときにフレークワックスの中に空気が残っていないこと。
つまようじや竹櫛などでそっとつついて空気を抜くようにしてください。
空気が残ってしまうと仕上がった時に側面がボコボコになってしまいます。
以降はこの工程を繰り返し、自分の好みの順番で層を重ねていきます。
すべて流し込んだ状態がこちら。この状態で完全に固まるまで冷ましておきます。
割りばしの跡がついてしまうので、気になる場合は溶かしたワックスを注いで凹みを埋めてください。
自然に置いておいてもなかなか固まらないので、私はポリ袋に入れて冷蔵庫で固めました。
ついに憧れの手作りキャンドルが完成!簡単キットでプロ並みの完成度!
冷蔵庫へ入れて1時間ほどで完全に固まりました。
底面が少しボコッとしてしまったものの、側面はツヤツヤと滑らかに仕上がり、付属のラベルテープを巻けばまるで雑貨屋さんで買ったようなお洒落なキャンドルの完成です。
初めてのキャンドル作りでしたが、冷やし固めるまでの工程でかかった時間は2時間ほど。
どんな風に着色しようかと悩みながらも楽しく制作することができました。
キャンドルを作る際に自分で1からすべて揃えようと思うとなかなか大変ですが、キットを使えばあっという間に完成。
なかなか手作りキャンドルに踏み出せなかった方に、ぜひ1度手に取ってみて欲しいキットになっています。
みんなはどんな風に作ってる?手作りキャンドルキットの作例紹介
『自由な気持ちで色彩の重なりを楽しむ 手づくりキャンドルキットの会』は月に1度、1種類のデザインが送られてきます。
ここでは今回ご紹介したデザイン以外の作例を少しご紹介します。
同じカラーを使っても、作るたびに表情が変わるキャンドル。
モールドを変えたりして、自分好みの作品をたくさん作ってみてくださいね。
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