【手芸のお悩み】棒針の裏編みがうまくできません

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Q.棒針の裏編みがうまくできません。目がゆるくなってしまいます。

A.棒針編みに限らず、糸の調子、糸の引き加減は難しいでしょうね。私も棒針編みはあまり得意ではありませんが、ゆるくなったり、きつくなったりしてしまう問題を解決するポイントは、糸の引き加減だと思います。今回はフランス式とアメリカ式の2つをご紹介します。

棒針編みとは

両手に棒針を持って編む方法。基本の編み方は「表編み」と「裏編み」の2種類です。

裏編みとは

糸が常に手前にある状態で編む編み方。糸が横にわたるような編み地になります。

フランス式の場合

①フランス式の持ち方で持ち、図のように右の針を入れて糸を引っ掛けます。

② 引っ掛けた糸を、図のように右の針を動かして引き出します。

③ 糸を引き出したら、左の針の目を針からはずします。

④ 裏編み1目が編めました。

アドバイス

フランス式で棒針編みをするさい、糸がゆるみがちなので、左手の小指にひと巻き巻くことで、人差し指にかける糸をぴんと張るようにしています。

アメリカ式の場合

※糸がかけにくい場合は左手で針2本を押さえて、右手で糸をかけてもかまいません。

①アメリカ式の持ち方で持ち、図のように右の針を入れます。

② 図のように糸を引っ掛けます。

③ 引っ掛けた糸を、図のように右の針を動かして引き出します。

④ 糸を引き出したら、左の針の目を針からはずします。裏編み1目が編めました。

アドバイス

棒針に指で一目一目糸をかけていく方法は、編み進めるのに少し時間がかかりますが、自分の手でしっかり糸の引き具合を調節しながら糸をかけることができるので、目がゆるみにくいかもしれません。

いかがでしょうか?「基本をしっかり」「回数をこなせば上手になる」というのは、大事なことですが、上手に編めなくて、いやになってしまうのはつらいことです。自分に合ったやり方を見つけていきましょう!

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