
編み物の仕上がりを左右するのが「つなぎ」と「糸始末」。編み物はそれなりに慣れている人でもなんとなく苦手意識がある、なんてことありませんか? 糸が細くすきまの多いレース編みは糸始末が特に気になることが多いので、今回「トルコタイルからインスピレーション ブルーの風を運ぶレース編みの会」を取り上げて、手芸作家の清水 伸子さんに糸始末のコツをお聞きしました。コツをつかんできれいに仕上げるためのポイントをご紹介します。
こちらの商品で解説!

「トルコタイルからインスピレーション ブルーの風を運ぶレース編みの会」を取り上げ、解説していきます。
モチーフのつなぎ方
半目の巻きかがりでつなぐ場合

糸をとじ針に通し、モチーフ2枚を外表につき合わせ、編み地の端の目から1目ずつ、内側の半目ずつをすくって巻きがかりをします。 始めと終わりは糸端を約10cm残しておき、最後に糸端の始末をします。4枚つなぐときは角はクロスになるようにかがります。
4枚以上の場合

POINT
引っ張りすぎないことがポイントです。5〜10目程度かがり、糸を引いて、編み地を整えることを繰り返しながらかがるとよいでしょう。
糸端の始末の仕方①

とじ針に糸端を通し、編み目の表にひびかないように裏の目に10~12目くぐらせ、余分をカットします。
POINT
裏の目に3~4目くぐらせて糸を引き、編み地を整えます。さらに数目くぐらせ糸を引き、編み地を整えることを繰り返しましょう。一度に10~12目くぐらせて糸を強く引くと、編み地が引っ張られて形が変わったり、編み目が歪むので、何度かに分けるとよいです。また、一方方向にくぐらせるよりも、5目ぐらいで折り返す方がほどけにくくなります。
糸端の始末の仕方②

くさり編みの場合は裏の目にくぐらせた後、糸端を結び、さらに5目ほどくぐらせて、余分をカットします。
POINT
引っ張りすぎると編み目が歪んだり形がくずれたりするので、引っ張りすぎないように。糸をくぐらせ、編み地を整えてかた結び目を作り、結び目からさらに5目ほどくぐらせて、カットするとよいでしょう。
※糸始末やつなぎ方は、糸の太さや種類、作品によって適切な処理の仕方が 異なります。写真はわかりやすいように始末する糸の色を変えています。
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