![タティングレース ピアス](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-92-1.jpg)
エレガントな手芸として、古くからヨーロッパの貴婦人に愛されてきたタティングレース。使う道具もシャトルに糸だけのシンプルな技法です。編み方を詳しくご紹介するので、「むずかしそう」とためらっていた方もぜひコツをつかんでタティングレースを楽しんでみてくださいね。
◇必要な材料と道具
![タティングレース 材料](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-93.jpg)
・糸…タティング専用のレース糸 ※今回は2色使います。
・シャトル…タティング専用のシャトル
◇糸の通し方
![タティングレース 糸の通し方 手順②](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/05/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-95.jpg)
![タティングレース 糸の通し方 手順①](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/05/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-199.jpg)
上部の図を参考に、糸をシャトルに通します。
![タティングレース 糸の通し方 手順③](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-96.jpg)
短い方の糸を芯にして、糸を引っ張りぎゅっと結びます。結び目ができたら、どちらか動く方の糸を引っ張りながら、結び目をシャトルの中まで持っていきます。
![タティングレース 糸の通し方 手順④](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-97.jpg)
結んだ端の短い方の糸をはさみでカットします。
![タティングレース 糸の通し方 手順⑤](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-98.jpg)
これで、シャトルに糸を結べました。
![タティングレース 糸の通し方 手順⑥](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-99.jpg)
糸をシャトルに巻いていきます。
◇シャトルの持ち方(ブリッジの場合)
![タティングレース シャトルの持ち方(ブリッジの場合)手順①](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-100.jpg)
糸は、糸端から約5cmのところを持ちます。
![タティングレース シャトルの持ち方(ブリッジの場合)手順②](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-101.jpg)
糸玉の糸(青)を左手の中指と薬指の背にまわし、
![タティングレース シャトルの持ち方(ブリッジの場合)手順③](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-102.jpg)
小指に数回巻きつけて
![タティングレース シャトルの持ち方(ブリッジの場合)手順④](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-103.jpg)
糸を握りこみます。
![タティングレース シャトルの持ち方(ブリッジの場合)手順⑤](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-104.jpg)
シャトルは右手の親指と人差し指で軽く持ちましょう。
◇表目の作り方
![タティングレース 表目の作り方 手順①](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-105.jpg)
シャトルの糸(白)を手の甲にかけます。
![タティングレース 表目の作り方 POINT1 手順①](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-110.jpg)
シャトルをまず青い糸の下にくぐらせます。
![タティングレース 表目の作り方 POINT1 手順②](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-111.jpg)
シャトルは指から離さず、そのまま青い糸の上を通り、白い糸の下にくぐらせます。
![タティングレース 表目の作り方 POINT1 手順③](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-112.jpg)
![タティングレース 表目の作り方 POINT1 手順④](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-113.jpg)
![タティングレース 表目の作り方 POINT1 手順⑤](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/05/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-109.jpg)
糸を引いたときに「くるん!」と芯の糸が入れかわるのがポイントです。
![タティングレース 表目の作り方 POINT1 手順⑥](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-115.jpg)
この「くるん!」の感覚を掴みましょう。
◇裏目の作り方
![タティングレース 裏目の作り方 手順①](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-116.jpg)
裏目を作るときは、糸を手の甲にかける必要はありません。
![タティングレース 裏目の作り方 手順②](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-117.jpg)
シャトルをまず、青い糸の上を通らせます。
![タティングレース 裏目の作り方 手順③](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-118.jpg)
シャトルは指から離さず、そのまま青い糸の下をくぐらせ、白い糸の上を通ります。
![タティングレース 裏目の作り方 手順④](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-119.jpg)
ループを引き寄せると、裏目の完成です。
表目1つと、裏目1つで、1目と数えます。
ピコットの作り方
![タティングレース POINT2 ピコット 手順②](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/05/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-121.jpg)
1目作るときに間隔をあけて、次の1目を作り、
![タティングレース POINT2 ピコット 手順③](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-122.jpg)
引き寄せると、ピコットができます。
◇基本の持ち方(リングの場合)
![タティングレース 基本の持ち方(リングの場合)手順①](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/05/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-123.jpg)
リングを作る場合は、糸を1周回して2本持ち、作っていきます。
![タティングレース 基本の持ち方(リングの場合)手順②](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/05/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-124.jpg)
途中、左手の輪が小さくなってきたら、下の糸を引いて広げましょう。
![タティングレース 基本の持ち方(リングの場合)手順③](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/05/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-125.jpg)
作り終わったらシャトルの糸を引くとリングができます。
![タティングレース リング](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-126.jpg)
たくさん作って練習してみましょう。
繊細さが魅力の、タティングレース
![タティングレース アレンジ](https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/wp-content/uploads/2020/04/couturier_youtube_2_アートボード-1-のコピー-127.jpg)
できあがった作品にアクセサリー金具を付けることで、ネックレスやピアスなど繊細なアクセサリーにアレンジすることもできます。洋服の襟にあしらってもいいですね。自分なりのアレンジで、どんどん作品の幅を広げていってくださいね。
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