男子だけの、ひめごと
「男子が編みものをしてる社会って、きっと平和だよねー」。あるとき、メンバーのひとりがそんな会話を耳にしたことがきっかけで、興味がありそうな同僚を誘って男性だけの編みもの部をつくることにしました。それが今年の夏ごろの話なので、活動はまだ始まったばかり。だいたい週に1回のペースで昼休みを利用して会議室に集まり、昼食もそこそこに、それぞれ自分の編みものを進めています。
メンバーは全員、ほぼ初心者。今はおそろいのルームシューズを、かぎ針編みで作っています。「いきなりこれは難易度高かったね……」なんて嘆きつつ、教え合ったり褒め合ったり。ふだんの業務ではあまり接点がないメンバーでも、編みものを通じて“あったかい関係性”も編まれていく感じがします。それにしても、なんて穏やかで心豊かなひとときなのでしょうか。BGMには『きのう何食べた?』のサントラを流すのが最近の定番で、ほっこり気分をさらに高めています。
ところで、なぜ男子だけで?と思うかもしれませんが、うーん……。なんとなく“気恥ずかしい”からかもしれません。やっぱり、編みもの=女性がやっているイメージがどことなく僕たちの中にもあって、その輪に入れてもらう勇気もないし、だったら男子だけでこそこそやってるほうが、気らくに楽しめるかなと。もうちょっと腕が上がって自信がついたら、社内の編みもの上手さんたちと交流してみたいし、堂々と「男子も編みものしようよ!」と広める活動もしたいなと思っています。
男子編みもの部
フェリシモの男性社員3名で今年結成。平均年齢は35.3歳。
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