洋服づくりに限らず、たとえばバッグやポーチなどにボタンを付けたいけれど、ボタンホールの作り方がわからない! というお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。ミシンには穴かがり機能がついているものが多いですが、今回は手縫いでできるボタンホールの作り方をご紹介します。
1.ボタンホールの大きさを決めます
ボタンの直径と暑さを目安に印をつけます。裏に接着芯を貼っておくと、丈夫に仕上がります。
2.周囲を縫って穴を開けます
印の上を細かくなみ縫いします。(ミシンを使ってもOK!)
縫い終わりは、縫い始めに少し重ねて、玉止めはせずにカットします。縫い始めの玉結びもカットして、すっきりと仕上げます。
印の中心をハサミやリッパー、カッターナイフなどでカットします。端にまち針を打っておくと切りすぎを防げます。
このような状態になります。
3. 穴かがりをします
糸はカタン糸40〜50番またはポリエステル糸30〜60番くらいが適していますが、写真では太めの糸で説明しています。 専用の穴かがり糸も市販されていますよ。
玉結びをして裏から針を入れ、番号順に芯となる糸を渡します。
穴に針を入れ、⑤のきわ(芯糸の外側)から針を出します。
少し糸を引いて、できた輪に針を下から上へくぐらせます。
糸を引き締めます。
できるだけすき間があかないように、②〜④を繰り返します。
片側をかがり終わったら、端に糸を2回通します。
⑥で渡した糸をたてに2回縫いとめます。
左側の最後の針目と⑦の縫い目をすくって、糸を右側に出します。
布を持ちかえて、右側も同様にかがります。
端を⑥〜⑦と同様に縫い止めます。
最後は裏側の針目に少し糸を通してカットします。また最初の玉結びもカットします。
できあがりです!
ていねいな穴かがりできれいなボタンホールを
ひと針ひと針きちんと仕上げることで、ミシンよりも上手にボタンホールが完成します。初めての方は、ていねいに進めることを心がけてくださいね。
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