教えてミトン屋さん! ミトンの編み方をご紹介します

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ラトビアの手仕事に惚れ込んだミトン作家のミトン屋さん。前回はラトビアの“森の民芸市”についてご紹介いただきました。今回はコラボキットについてのお話と、編むコツを教えていただきました。

ラトビアの伝統模様をアレンジ

「冬の暗くなりがちな服装のアクセントとなるもの、着けるだけで楽しい気分になれるようなミトンの色合わせや柄を考えています。また、ラトビアの伝統模様をそのまま取り入れるのではなく、模様同士を組み合わせてみるなどアレンジして、年齢問わず楽しんでもらえるようにも工夫しています」。

“キヒノヴィッツ” 知っていますか?

手首のアクセントとなるぽこっとねじれた編み目は、“キヒノヴィッツ”と呼ばれる伝統技法。キヒノヴィッツというなまえの由来は、エストニアの小さな島・キヒヌから。この技法はバルト三国のミトンによく見られるそうです。特徴的な三角あたまも、バルト三国周辺でよく見られる形だとか。

伝統技法“キヒノヴィッツ” 編むコツは?

「むずかしそうに見えますが、仕組みを覚えれば編むのは簡単ですよ。コツは糸がゆるまないように「キュッキュッ」とリズムよく編んでいくこと、ねじる方向を間違えないことです」。

ミトンをきれいに編むコツは?

「ひとつは、地色の糸と、柄の糸の重なる順番を変えないことです。地色を手前で柄色を奥と決めたなら、その順番を変えずに同じにすると柄の出方が安定します。もうひとつは、渡り糸の引き具合をゆるすぎず、きつすぎないように気をつけることです」。これから編もうと考えている方、参考にしてみてくださいね。

2回にわたってお届けしました、ラトビアのミトンをめぐるお話はいかがでしたでしょうか? 森の民芸市は、手づくりや手仕事に興味のある方は一度は訪れてみたいと思ったはず! まずは「ラトビアにあこがれて 編み込み模様がかわいい 三角あたまのミトンの会」でラトビアの手仕事を体験してみませんか?

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