身近な材料で、アンティークな色合いに染められると人気のコーヒー染めと紅茶染め。無地でも柄布でも落ち着いた色になります。染色を本格的に始めるとなると、いろいろな道具や材料が必要になってきますが、今回は気軽に染めてアンティークな風合いを楽しむ方法をご紹介しますね。
目次
コーヒー染め・紅茶染めのやり方
熱湯約200ccに対して小さじ2〜4杯のインスタントコーヒーまたはティーバッグ2、3個を入れ、染料液を作ります。
布は前もって水洗いし、のりを落としておいたものを用意しておきます。布を染料液に浸して30秒ほどで取り出し、絞らずに水気を軽くきって平らな所に置き、(紙などを下に敷いて)、自然乾燥させます。
しっかり濃く定着させたいときは、染料液に塩やみょうばんを少量加えて、布を入れた状態で20分ほど火にかけて煮ておきましょう。好みの色になったら取り出して湯で洗います。
point
風合いを出すためには、わざと軽く絞ってから乾かし、アイロンをかけずにしわや染めムラを楽しみますが、ムラを出さないためには、たっぷりめの染料液を作り、こまめに布を動かしながら染めましょう。
濃く染めたいときは?
数回の染めを行うと、さらに色味が深まります。
一度染めてみて色が薄く感じたときは、布を乾かしてから再び2、3回染料液につけましょう。もしくは、もう少し濃度の濃い液を作りなおして染めてください。
いろいろな生地で染めてみました
生地によってさまざまな風合いが出ますよ!
今回使用したのは、一般的なインスタントコーヒーとティーバッグ。コーヒーは茶色に、紅茶はコーヒーより少し赤みのある茶色に染まりました。生地や染色時間、コーヒーや紅茶の銘柄によって染まる濃さや色がずいぶん違います。はぎれでためし染めをして、染色時間と色を確認しておくと安心ですよ。
鮮やかなフェルトも落ち着いた色合いに
カラフルなフェルトも、落ち着いた色に押さえることができます。
色の変化が、楽しいですよね!
身近なコーヒー・紅茶で染めを楽しもう
コーヒーの粉や紅茶で布を染めることができるなんて楽しいですよね。お子さまと一緒にチャレンジしてもいいですね!
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