捨てるなんてもったいない！ラップの芯をリメイクしてフラワーベースを作る方法

阿部久見子さんのリメイクレシピ

いつか使うかも……。と、しまったままの空き箱や空き缶。そんな捨てるに捨てられない身近な素材を阿部 久見子さんのリメイクアイデアで素敵に生まれ変わらせます。

ラップの芯を使ってフラワーベース

今月の材料はラップの芯です。ただ、ラップの芯はとても丈夫なので、カットするのがちょっと大変！ そこで、まっすぐに切るためのコツやそのためにあると便利な道具などもご紹介しています。加工しづらいけれど、その分丈夫で長持ちしますので、お気に入りのものを仕上げてくださいね♪

★準備するもの★

・ラップの芯
・厚紙
・布
・色画用紙
・ブレードやレースモチーフなど

①クラフト用のミニのこぎりがあると便利です。カットする位置にマスキングテープをぐるりと貼り、テープの境目をなぞるようにのこぎりを動かすと、まっすぐカットできます。その後、マスキングテープをはがします。カットする長さはお好みで。

★おすすめのツール【 ミニのこぎり 】木やプラスティック素材も切れるので、クラフトの幅が広がります。

②ラップの芯の断面に底になる厚紙を貼ります。乾いたらアウトラインに沿ってカッターナイフで余分をカットします。刃をラップの芯の輪郭に押し当てて、何度も線を引くようにカットするのがポイントです。

③ラップの芯の高さに上下1cmずつ、芯の円周に0.5cmの貼りしろを付けて布をカットします。芯の表側に、木工用接着剤を水で少し薄めたものを刷毛で塗り、布を貼ります。入れ口は内側に折って接着し、底は貼り代に切込みを入れて貼ります。底裏にも、丸くカットした色画用紙を貼っておきましょう。

④お好みでブレードやレースを貼り、正面中央の位置にレースモチーフを貼ります。デコレーションした芯を5本、横並びに接着してできあがり（まっすぐに、または少し位置を変えてみるなど、自由にアレンジしてみてください）。

★生花を飾る場合は、ドリンク剤の空きびんなどを芯の中にセットして使うとよいでしょう。

★こんなアレンジもできます★

生地ではなくいろいろなリボンを巻いて仕上げるのも素敵です。色合わせを考えながら、芯の周りにリボンを巻き付けるように接着し、つなぎ部分を隠すように結び目を後付けしてできあがり。余ったリボンなどが活用できますよ。

フラワーベースのできあがり！

阿部 久見子
手づくりを楽しむ主婦クリエイター。身近な材料を自由な発想でアレンジするのが得意。最近はドールハウスに惹かれていますが、はまると底なし沼のようなので警戒中。
Instagram: @kumideek2