手づくりの材料としておなじみの綿の生地。素材が同じでも、厚みや織り方によって表情もさまざまです。今回は主な生地の種類やおすすめの活用法をご紹介します。
目次
綿の生地のさまざまな種類
手づくりに活用されている一般的な綿生地をいくつかご紹介! 生地の呼び方はメーカーなどによって異なる場合もあります。
◇シャーティング
平織りの一種。手ざわりはさらさらしています。
◇シーチング
平織り。シャーティングより太い番手の糸を使っています。シャーティングよりやや粗い感じです。
◇ドビー
平織り。透かしの織りが入っています。
◇ボイル
平織り。強い撚りの糸を使っていて、シャリ感があります。夏物衣服等に使われます。
◇ローン
平織りで細い糸を使用、ソフトな感触で高級感があります。
◇タテヨコスラブ
平織り。スラブ糸(ふし糸)を使うことで、表面変化を出しています。
綿の生地は加工もいろいろ
同じ織りの生地でも加工によって手触りなどに変化が出ます。
◇ソフトチンツ加工
表面に若干の光沢があります。肌ざわりがやわらかくなっています。
◇エアタン加工
エアータンブラー加工のこと。ふっくらやわらかな手ざわり。手縫いに適しています。
◇リファインド
ソフト加工の一種。ソフト感を出し、服地にも適するように加工しています。
綿生地の活用法いろいろ!
特徴を活かして、作品づくりを楽しんで
綿の生地といっても種類はさまざま。それぞれの特徴にあった活用法で、作品づくりの幅を広げてくださいね。
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