アカクラゲのピンクッション / ユキンコの自遊きままな暮らしの手づくり 

作成日:
更新日:

みなさま、こんにちは。お元気ですか。今月はアカクラゲの特大ピンクッションを作りました。

わが家にはピンクッションがいつも4個あります。3個は10㎝以下の小さなもので、1個はかなり大きなもの。小ぶりな3個はピンクッションの裏側に面ファスナーを付けていて、ミシンにくっつけて使ったり、生地のカットや作業場所に持ち運んだりして、年がら年中使い倒しています。そのため、2~3年くらいたつとそれなりにくたびれてくるので作り変えています。一方、大きなものはメインの作業台に据え置きしています。ぬいぐるみ針やカーブ針、とじ針など頻繁には使わないものを刺しておいたり、たくさんの縫い物を一気にこなす時などに、刺す面積が広いピンクッションの方がスピーディーに刺しやすいといった利点があり、1個はあると便利なのです。大きなものは頻繁に作り変えませんが、それでも長く使うとホコリがたくさんついてきます。今回は、長らく使用していた特大カップケーキのピンクッションがそろそろ劣化してきたので、作り変えることにしました。


大きなピンクッションで大事なのは、土台の安定感。今回は、キッチンペーパーを立てておくための台を使いました。中央の円柱が木製だったので、ほどよい高さになるように3分の1ほどカットし、オレンジ色にペイント。メインのクッション部分はベレー帽のような形だとたくさん刺せるなと思い、ちょうどよい丸みがでるように設計。ちょうど少し浮いたような感じにもなり、まさにクラゲらしい形に仕上がりました。


アカクラゲは強い毒があり、海では刺されないように気をつけないといけないというちょっと厄介者の存在ですが、水族館にいくとちょっと毒々しいけれどもその独特の色合いや触手の長さ、美しい泳ぎ方でどちらかというと人気者の位置で展示されていると思います。ホコリがたくさんつくのは嫌なのでわが家のアカクラゲは短い触手になってしまいましたが、赤とオレンジの間くらいの色のフェルトが目にも元気をくれる感じになり、我ながら満足な仕上がりです。ここからの数年、いっぱい針を刺して楽しみたいと思います。

次回もお楽しみに!

ユキンコ

『クチュリエの種』創刊時から作品を担当。娘の成長とともに自分の時間も増えてきました。 最近はソーイングにどっぷりはまり中。 

Instagram:@yukinko_no_kurashi

関連記事

最近読んだ記事

おすすめコンテンツ

手芸・手づくりキット、ハンドメイド雑貨のお買い物はこちら