「ぜいたくな輝きを敷きつめて ビーズ織りで作るローズ小物の会」でクチュリエとコラボしていただいた、笹尾多恵さんのインタビュー。前回は、ヴィクトリア朝時代の英国の刺しゅうの魅力についてお話をうかがいました。連載2回目では、刺しゅう・ビーズ織り作家としてご活躍の笹尾多恵さんの原点となる、イギリス留学中のお話をおうかがいします。
本場、英国王立刺しゅう学校であらゆる技法をマスター
「セツ・モードセミナー」で学ばれたのち、伝統ある「英国王立刺しゅう学校」へ留学された笹尾多恵さん。現在はハンプトン・コート宮殿の一角にある学校も、当時は『マイフェアレディ』で有名なロンドンの中心地、コヴェントガーデンにあったため、校舎も小さく、少人数で濃密なレッスンを受けられたそうです。
「日本で習得できない技法、技術を教えていただいたことが印象的でした。短期間で1技法を習得するため、課題で追われていた日々も思い出します」と、笹尾さん。特に、現代刺しゅうアーティストであり大学教授でもあった、絵のレッスンをしてくれた先生に多大な影響を受けたそうです。
アンティークの知識を深めたロンドンでの生活
イギリスでの生活は、日常にアンティークがあるのが当たり前。たくさんのアンティーク市やお店に通ったことで、コレクションも知識も増えたのだとか。美術館にも通って、そこでしか見られないアンティーク作品を勉強したことも大きかったそうです。
絵の先生をはじめ、たくさんの人々との出会い、また、さまざまなアンティークにふれ、手芸作家・イラストレーターとしての知識と技術を深めた笹尾さん。英国アンティークの中でも、特にヴィクトリアンスタイルの刺しゅうとレースに魅了されたそうです。ピンクッションのコレクションには今も力が入っているのだとか。
歴史と物語が宿る、アンティーク刺しゅうの魅力
「アンティークひとつひとつに歴史があり、物語があります。刺しゅうも同じくステッチひとつにも意味や歴史がある。その共通点がヴィクトリアンアンティーク刺しゅうの魅力」と語る笹尾さん。それが日常に当たり前のように存在している英国も、また魅力的ですね。
笹尾さんとのコラボで、デザインいただいたキット「ぜいたくな輝きを敷きつめて ビーズ織りで作るローズ小物の会」。次回は商品に込めた思いやメッセージを紹介します。ぜひチェックしてみてください。
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