チェーンステッチのやり方|基本から線・面の刺し方まで ~刺繍~

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チェーンステッチ

刺繍の基本的なステッチであるチェーンステッチを、詳しくご紹介します!

チェーンステッチとは?

その名のとおり、チェーン=くさり状になるステッチです。なじみのある基本的なステッチで、線で文字を刺すときはもちろん、面を埋めるときにも使えます。

◇ 材料と道具

チェーンステッチ 材料

・糸

どんな糸でもかまいませんが、一般的に刺繍によく使われる「25番糸」が刺しやすいでしょう。

・刺繍針

糸に合わせた号数の刺繍針を使います。

◇ チェーンステッチの基本の刺し方

チェーンステッチの基本①

刺繍のガイドラインとなる線を描き、線上の1から針を出し、2、3の順に針を入れます。(1と2は同じ穴)

チェーンステッチの基本②

針を抜き、糸を引きしめます。強く引きすぎないように注意しましょう。

チェーンステッチの基本③

続けて4、5の順に針を入れます。

チェーンステッチの基本④

②、③を繰り返します。

チェーンステッチの基本⑤

最後は小さい針目で刺し終わり、裏側で糸始末をします。

◇ 文字など、線を刺してみましょう

チェーンステッチで線①

図案を描き、刺し始めます。文字の場合は書き順と同じように刺しすすめるとよいでしょう。

チェーンステッチで線②

角の部分は一度先端で針をとめます。

チェーンステッチで線③

再度刺し始めます。

チェーンステッチで線④

刺しあがりです。

チェーンステッチで線⑤

部分的に2列に刺すと違ったイメージに仕上がりますよ。

◇ 面を刺してみましょう。

チェーンフィリングステッチとも呼ばれます。図案の輪郭線に沿って外側から内側に刺します。

チェーンステッチで面①

図案を描き、刺し始めます。

チェーンステッチで面②

外側の輪郭線を刺しゅうします。

チェーンステッチで面③

内側を写真のように刺しすすめます。

チェーンステッチで面④

刺しあがりです。

チェーンステッチで面 できあがり

1列ごとに色を替えて埋めるとカラフルに仕上がりますよ。

チェーンステッチの応用編

チェーンステッチにひと手間加えるとステッチの幅が広がります。名前はちょっとむずかしそうですが、どちらもカンタンにできるアレンジです。

◇ ウィップドチェーンステッチ(巻きつけチェーンステッチ)

ウィップドチェーンステッチ①

チェーンステッチを刺して、図の位置から別糸をつけます。

ウィップドチェーンステッチ②

チェーンステッチに別糸を巻きつけます。巻きつける糸は強く引きすぎないように注意しましょう。チェーンステッチの糸を刺さないように、針の頭の方からくぐらせてもよいでしょう。

◇ タイドチェーンステッチ

タイドチェーンステッチ①

チェーンステッチを2列刺します。※等間隔の針目に刺しましょう。

タイドチェーンステッチ②

別糸をつけ、くさりの間から針を出します。写真のように2列のチェーンステッチの間をすくいます。

チェーンステッチを覚えれば、アレンジの幅広がる

愛らしい仕上がりのチェーンステッチ。バリエーションを覚えておくと、アレンジも簡単ですね! ぜひ、マスターしてくださいね。

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