アウトラインステッチとは?
フランス刺しゅうの中でも、基本中の基本「アウトラインステッチ」は、図案の輪郭(アウトライン)を刺すときに使います。また、面を埋めるときなどにも。活躍度の高いステッチなので、覚えておくと必ず役に立つはず。ぜひ参考にしてくださいね。
【必要な材料と道具】
・刺しゅう糸(一般的な25番など)
・布
・刺しゅう針
・刺しゅう枠(布をピンと張ることで、糸の引き加減が調節しやすくなり、刺しやすくきれいに仕上がります)
・はさみ
【アウトラインステッチの刺し方】
◇刺し始め
裏から針を刺し入れ、糸を少し残してから、刺し始めます。
このとき玉止めはいりません。
◇刺し進め方
①右に向かって刺していきます。1針進んだところに刺し入れ、半分戻った場所に針を出します。
②また1針右に進んだところに針を刺し入れ、半分戻った場所に針を出します。ステッチが少しななめに重ねっていくイメージです。これを刺し終わりまで繰り返します。
◇糸の始末の仕方
①刺し終わったら、裏側に渡っている糸にからめて糸を始末します。このとき、針先ではなく、針穴の方から通してからませるとスムーズです。
②同様に、刺し始めのときに残しておいた糸も、裏側に渡った糸に数回からませてからカットします。これでステッチの完成です。
◇刺し終わりました
1本どり、2本どりと、糸の本数によっても表情が変わります。また、ステッチの重なりを少なくするとラインが細くなったり。図案に合ったアウトラインステッチを見つけてくださいね。
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「22種のステッチをしっかりマスター 刺しゅう はじめてさんのきほんのき®レッスンの会」
「22種のステッチをしっかりマスター 刺しゅう はじめてさんのきほんのき®レッスンの会」は、フランス刺しゅう初心者さんのために企画したキットです。ステッチのラインが印刷された練習用の布で、糸を1本取りから6本取りまで、計6回、同じステッチを繰り返し練習。反復して指先でステッチを覚える感覚です。ステッチをきちんとマスターできたら布小物づくりにチャレンジ。1回のお届けで3~4ステッチ、全22種類のステッチがマスターできますよ。
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