抜きキャンバスを使えば、ハンカチやシャツなどにもクロスステッチができます。
抜きキャンバスとは?

クロスステッチは布目が数えやすい専用布に刺繍するのが一般的ですが、「抜きキャンバス」と呼ばれるメッシュ状の布を使うと、専用布でなくても規則的にクロスステッチができます。刺繍をした後にキャンバスを1本ずつ抜いていくというユニークな技法ですが、使い方はとっても簡単です!
抜きキャンバスの使い方

抜きキャンバスを図案よりひとまわり大きくカットし、刺繍した布の上に置きます。

キャンバスが動かないように、周囲を粗く縫って仮止めします。

クロスステッチをします。キャンバスのマス目から針を出し、右斜め下のマス目に針を刺します。

次の左横のマス目から針を出し、3と同様に右斜め下のマス目に針を刺します。

図案どおりのマス目を刺し終えたら、次は上方向に戻って刺し進みます。

1列刺し終えたら、左隣の列を刺繍します。

③〜⑤を繰り返し、縦方向に往復しながら、右から左へ刺しゅうします。

クロスステッチの完成です。※刺し進み方はこの方法以外にもあります。

仮止めの糸をはずし、キャンバスの余分な部分が多ければ少しカットしておきます。

キャンバスの縦糸または横糸を1本ずつ抜いていきます。

刺繍部分のキャンバスを抜くときは、ゆっくりとていねいに、布に対して水平に抜いていきましょう。

キャンバスをすべて抜き終われば、刺繍の完成です。
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