編み物と日本が大好きなドイツ生まれのニット作家、ベルンド・ケストラーさんは、子どものころも今も、好奇心のかたまり。話し出したら止まらない!? 編み物への熱い想いやエピソードなど、「編み物ってこんなに自由で楽しいんだ!」と気づかせてくれる楽しいお話を全3回にわたってご紹介します。
編み物を始めたきっかけは、お姉さんに彼氏ができたこと!?
ケストラーさんが編み物を始めたのは12歳。それまでセーターや靴下を編んでくれていた2歳年上のお姉さんが、彼氏ができたとたん、ケストラーさんには編んでくれなくなりました。「だったら自分で編もう」と、編み物を始めてみたらどんどん夢中に。なんと当時から、自分の着る物をほとんど手編みしていたそうです。
兵役の軍隊でも靴下を編んでいて、隊長に怒られたことも
少年時代を過ぎて、大人になってからも編み物を楽しんでいたケストラーさん。当時ドイツにはまだ兵役があり、軍隊に入っていた時、靴下を編んでいて隊長に怒られたことも。「戦場と編み物って正反対でしょ? でも、自分で編んだ履き心地のいい靴下のおかげで、軍隊生活を乗り切れましたよ」。
子どもの頃も今も、ケストラーさんの原動力は好奇心
無事に兵役を終えてからも、編み物をはじめ、マクラメなどいろんな手づくりを楽しんできたケストラーさん。仕事の関係で日本に来日し、多忙な日々を過ごしている中で、ふつふつと「編み物がしたい。もっとクリエイティブに生きたい」という思いが募り、ついに編み物作家への道を歩み始めることに。
編み物は、私の人生そのもの。合言葉はノープロブレム!
最初は、お姉さんをきっかけに出合った編み物が、趣味になり、職業になり、今ではケストラーさんの人生そのものに。教室やキット、書籍など、編み物を通じて幅広く活躍されいるケストラーさんの口癖は「ノープロブレム!」。編み間違えさえも「それ、おもしろいね」と、オリジナルデザインにして楽しんでしまうケストラーさんらしい素敵な言葉ですね。
編み物の楽しさを、シンプルにリズミカルに
そんなケストラーさんの思いが詰まった棒針編みのハンドウォーマーキットがクチュリエから登場しました。リズムに乗ってすいすい、編みやすさと楽しさを考えたケストラーさんの編み物の魅力を次回はさらに詳しくご紹介します。
ケストラーさんの編み物を気軽に体験してみたい方は、「ハッピーニッティング! ベルンド・ケスラーさんの棒針模様のハンドウォーマーの会」をチェックしてみてくださいね。
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