つまみ細工に込める思いと夢

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前回に引き続き、つまみ細工作家の間彦 由江(まひこ よしえ)さんに、つまみ細工についてお話をうかがいました。最終回は、間彦由江さんがつまみ細工に込める「思いと夢」について語っていただきました。

世界にひろがるつまみ細工の魅力

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現在は宇都宮でつまみ細工の教室を開かれている間彦由江さん。「ひとつできたのがうれしくて、同じ花を40個も作ってしまいました!」という生徒さんの声を聞くと、「つまみ細工の楽しさが伝わった!」ととてもうれしい気持ちになるそうです。なかには、オーストラリアから来られた方もいらっしゃるというから驚きです。つまみ細工の魅力は、世界中に広まっているのですね。

クチュリエで人気のつまみ細工キットが生まれるまで

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クチュリエの「つまみ細工」キットシリーズのなかでも人気のひとつ「和洋折衷 世界の国花をちりめんで咲かせたつまみ細工の会」では、いろいろな国花を考えながらつまみ細工で再現するのは、苦労もありながらとても楽しい作業だったと間彦由江さんはおっしゃいます。

つまみ細工の素敵な使い方

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お客さまへのアドバイスを間彦由江さんにお聞きすると、「つまみ細工は、ひとつでもかわいいけれど、ぜひたくさんつなげて衿まわりや帽子のつばにつけたり、カチューシャにつけたりするなど、小さいモチーフをたくさんつなげたときの楽しさも試してみてください」というご提案をいただきました。かごバッグにつけてもモダンでかわいくなりますね。

生活の中にも創作のアイデアが

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お花屋さんに行っては、「この花、つまみ細工で作れないかしら」と考え、実現に至ったことも多々あるという間彦由江さん。今後も、「まだ作ったことのないお花がたくさんあるので、それをつまみ細工で表現してみたい」と、間彦由江さんの好奇心は尽きないようです。

日常的に楽しめるものとしてつまみ細工を広めたい

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かんざしなど、特別な日の装いに使われることが多いつまみ細工ですが、ブローチやバレッタ、コサージュなど、「和にも洋にも合う普段づかいのアクセサリーとして、より日常的に楽しめるものとしてつまみ細工を広めたい」という夢も聞かせてくださいました。

手芸初心者さんから上級者さんまで、幅広く楽しむことのできるつまみ細工。この秋あなたもぜひトライしてみませんか。

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