神戸の南京町では毎年2月頃に年中行事として旧暦のお正月をお祝いする南京町春節祭が開催されます。
近隣に本社があるフェリシモも代表取締役社長矢崎が実行委員長を努め、f wineryのソムリエ中村も実行委員として参加しています。「神戸の風物詩である南京町春節祭を盛り上げ、その文化を発展させ次世代につなげていくことを商品を通じて応援したい。そしてその輪が大きく広がるように」「中華料理とワインのマリアージュを広く提案したい」と持ち続けてきた想いをきっかけに、神戸中華街・南京町と開発にいたりました。
2023年夏、神戸の人はもちろん来街者や沢山の方にしあわせをお届けする新企画を目指して南京町若手メンバーとフェリシモによるプロジェクトが発足しました。
あれこれアイデアをめぐらす中で、フェリシモが運営するf wineryで新しく瓶詰したワインに目が留まりました。見た目の華やかさ、中華料理との相性が良い味、ぶどう産地と醸造所が神戸市内、限定数醸造という希少性など、いくつもの特徴を持ったこのピンク色のワインに南京町春節祭の象徴である獅子舞のデザインラベルを纏わせてみんなにしあわせと元気を振りまいてもらおうと思い至りました。
獅子舞は、悪魔払いや疫病退治を願って舞われたという背景があり、現在でも厄払いの想いが込められています。神戸春節祭でも、獅子が練り歩き、幸運を皆に振り撒きます。
ピンクワインを通じてしあわせと元気がもたらされることを祈念して。
収益の一部は、神戸市地域無形民俗文化財にも指定されている「南京町春節祭」の保全やさらなる発展を目的とした運営資金に用いられます。