光の当たり具合でシルクの色合いや表情が変化する、ひらひらと愛らしいモチーフの連なりが美しいネックレスです。途上国の貧困をなくすための手段として”フェアトレード”に着目し、「お買い物でできる支援」を提案する「Love & sense(ラブ&センス)」とフェリシモのコラボアイテムです。
カジュアルなスタイルにも、ちょっと特別な日の装いにも似合います。軽いのも魅力。
モチーフが1色のタイプと、2色遣いのタイプがあります。
エレガントで上品。シルクならではの美しい光沢と、味わい深い風合いをお楽しみください。
今回のプロジェクトでは、カンボジアの伝統織物であるシルク生地を使っています。さまざまな色のストックから厳選した美しいシルク生地の光沢や風合いはもちろん、それぞれに美しい色、今まであまり身につけたことがなかったな……というような”色との出合い”も楽しんでほしいです。
【Love&sense ラブ&センス】大阪の有名百貨店に店舗を構えるフェアトレードのセレクトショップ。フェアトレード認証コットンやアップサイクル素材を使用したファッションアイテムなど、世界各地の生産者がひとつひとつ心を込めて作ったものを消費者へつなぎ、よりよい社会へとつなげる役割を果たしています。名まえには、”生産者を尊重すること(Love)フェアトレード商品を選ぶ行動はセンスがよく思慮深いこと(sense)というメッセージが込められています。
【Ta Prohm Silk タプロムシルク】2003年にカンボジア人夫婦によってフェアトレードの理念をベースに設立されました。経営者夫婦は貧しい農村の出身ですが、モットーは「必要なのは寄付ではなく仕事」。妻のKongさんは12歳の時に地雷により右足を失いましたが、いつも元気でとてもパワフル。夫のSamさんはマーケティングや営業などを担当。役割分担しながら二人三脚で運営しています。彼らは、自分たちと同じように障がいを持っていたり、きびしい環境に生きる多くのカンボジア人を積極的に雇用し、縫製や生産の技術を伝え、仕事を提供することで世界へ商品を届けています。
写真は、タプロムシルクのメンバーたち。 残念ながら世界では、先進国と途上国の生産者とのフェア(公正)でない取り引きによって、途上国の生産者たちは「貧困」という問題を抱えています。児童就労・環境破壊・紛争・人身売買などの背景にもなってしまう、そんな貧困をなくすためのひとつの手段として、適正な価格で商品を買い取るなど、「フェアトレード(公正な取り引き)」という生産者を尊重する考え方、お買い物のスタイルは、とても大切だと思います。サンケネックレスをまといながら「美しいもの」その先にある人々の暮らしに目を向けてみる……それだけで世界はやさしくなる気がします。
【”サンケネックレス”なまえの由来】平たいモチーフと交互に配置されている立体的なモチーフは、カンボジアに自生する「サンケ」という植物の花のイメージから生まれました。だから「サンケネックレス」!
ひとつだけついている”家形”のモチーフは、このプロジェクトの象徴。というのも、タプロムシルクの取りまとめ役メンバーが、シルク生地などの素材を、制作メンバーそれぞれの「家」に届けているから。ネックレスが各家々で作られていることに由来しています。
さまざまな色のストックから、「これぞ!」という色を厳選。主に手織りのシルク生地を使用しています。色との出合いも楽しんでください。