どしんと本格派〈カカウ〉ギリシャ
アテネの〈カカウ〉さんをご紹介します。
実は行ったら開いてなくって、お店の外観をじっくり見てました。
アテネの街は落書きだらけで、どこまでがお店のアートかわからないんですが、じっくり見たら目が慣れてきます。ここからはお店の敷地だなと。
壁画がエスニックな感じで、南米っぽいイメージもあります。カカオの歴史とかをデザインしています。ここはカカオ推しのナチュラル系チョコには間違いないようです。
ハンガリー人のラスローさんが迎えてくれました。
お店の中に入っても、シンプルなものづくりを感じました。今のチョコレート界がこのお店に詰まったような、ビーン トゥ バー、オーガニック、フェアトレード、ヴィーガンという言葉が続きます。
ショコラティエのアリスさん中心に3人で切り盛りするお店なのに、しっかりしたコンセプトをぶれずに打ち出してると思いました。
こちらの、ほかとはかぶらないチョコは何かな?と思っていたら、どんどん試食を食べていました。
どれもしっかりとしたカカオそのものの味わいを感じます。
特に気になったのは、チョコスプレッドです。たくさんお土産でくださったんですが、鉄アレイのようなずっしり感です。チョコスプレッドは毎年どこかのお店にはお願いするんですが。
ほかにないカカウさんのコンセプトもしっかり詰まったヘルシーで中身の濃い一品です。
価値あるっ。
どうもお休み前の最後の商談なのか、楽しそうです。
4月に行ったんですが、夏休み早くないですか?
最近、ほんとうに世界のショコラティエは人生をエンジョイしてる人が多いです。好きなお仕事をして、結構しっかりお休みも取る。
それゆえに、日本とタイミングが合わず、困ることもあるのですが。大丈夫です、こちらが合わせます。
チョコスプレッドだったら日持ちがするので、慌てることもないでしょう。カカウさんのペースでカカウさんのチョコを作ってください。
それが日本で食べれるなんて。楽しみに日本で待ってます。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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