ギリシャの食べもの紹介
私は35ヵ国チョコ旅に行っています。
チョコメインなので、そんなにレストランを調べるわけでなく、ショコラティエに聞いたり、最近ではGoogle先生に相談します。とりあえず名物はチェックです。
ギリシャ料理と言えば、オリーブオイル! 何もかもオリーブオイルかけてる感じ。
ギリシャ正教会では断食みたいな期間もあるようで、と言っても、その間は野菜OKで肉は食べないとか、魚OKとか。いろんなルールがあるようです。
だからなのか分かりませんが、分かりやすい料理が多い感じがしました。
お肉はお肉。魚は魚。お野菜はお野菜。
特にズッキーニやパプリカなどのお野菜を焦げるくらい焼いて、オリーブオイルたっぷりというヘルシーな料理はどこのレストランにもありました。
これがウマいっ。シンプルなんですが、焦がしてるところがポイントになっています。
地元感たっぷりな、おじいさんとおばあさんがなんか何人も出てくるレストランに巡り合いました。一人のおじいさんはずっと寝てます。家族なのかな。もう一人のおじいさんがコックさん。
メニューはなく、お鍋を見せてくれて「それ」と注文すると温めてくれます。
気さくなおじいさんは私たちのオーダーを1つ忘れてました。しかし、もうお腹いっぱいなので大丈夫です。
見るからにおいしそうでしょ。とっても気持ちのいいレストランに巡り合えました。
ホテルの朝食もけっこうちゃんと食文化が分かるようにされていました。このサクサクパイ系は甘いものだけじゃなくお肉も入ってたりバラエティー豊かでした。
ムサカって一時冷凍食品でコマーシャルあったような。あれもトマトとミンチでラザニアのようでイタリアンっぽいですが、ギリシャ発祥だそうです。総じて地中海料理。メディタレイニアンです。
あと、この地域でよく見るのはブドウの葉にお米をくるんだ冷たい料理。これはトルコの名物料理でもあります。ヨーロッパと中東のちょうど間な感じ。それがギリシャの料理です。
そして、最近日本でも人気のギリシャヨーグルトは濃厚で専門店もいくつかあります。
まずベースのヨーグルトにドライフルーツやソースなどトッピングをしていくのです。
私はギリシャのはちみつをたっぷりかけてもらいました。結構お腹いっぱいになります。
そして、ホテルの朝食に真っ赤なイースターエッグが。5月なのにイースター?と思ったんですが、ギリシャ正教会のイースターなのでしょう。これはゆで卵で、殻に色をつけているのです。机の上にはウサギのモチーフが。
はじめてヨーロッパのイースターを体験した時、銀行で色のついた卵を渡され、「お金?なんだこれは?」と困惑したのを覚えています。もうすっかりイースターは日本でもポピュラーになりました。
もちろん、チョコに勝るものなしっ。ですが。やっぱりチョコと地元の料理の食べ合わせはとてもいいので、チョコを知るためにも、現地のおいしもの食べなくちゃ。
と言い訳を自分自身にしながら結局いろいろ食べてます。
つづく
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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