ガーナの旅~再びドバイさん、こんにちは
ガーナからドバイへの8時間ほどのフライトもなかなかパンチが効いていました。
見たことがない光景。機内はほぼ満席です。私はいつも通路側に座るんです。ちゃんと定刻に満席の飛行機が出発しました。シートベルトのサインが消えたら、なんか急に機内がざわつきはじめたのです。
いっせいに持ってきたお弁当らしきものを出して、回し始めました。
え?機内食?というくらいの温かそうな。
回されてきたのは、大きなアルミのトレイ。隣のおじさん2人がどこからか持ってきたのです。知り合いなのか。知らない人なのか。そのアルミのトレイの中身が、一羽分ありそうなチキンの料理なんです。機内中おいしそうな匂いが。
おじさんが親切にも「いる?」ってトレイをくれそうになったんですが。食べたいけど。
みんなが手づかみにこねくり回したチキンです。おいしいやろうなぁと思いながら、日本人が出ちゃって遠慮してしまった、食べときゃよかったーーー。
たいへん、珍しい光景でした。
その後、なんだかふわっとドバイに。
ドバイ到着は、行きの遅刻のキリキリした気持ちとは違います。
私、チョコレートバイヤーみりの自覚がある時は写真を撮るのですが、プライベートでは一切写真に興味がない人なんです。
「写真撮らないの?」ってほんとうによく友だちに言われます。
過去を振り返ることがないんですwwww
かっこいいー。
ガーナ旅の間にだんだん素に戻ったんでしょう。
この辺り写真がない。
撮ってない。
ドバイ空港はエミレーツ航空の飛行機が集まっていて、圧巻の光景を見ました。同じものが並んでるって、基本かっこいいじゃないですか。その同じものが異常にでかいと、さらにそのテンションが上がります。
人類の創造物のうち、もっともでかいもののひとつが飛行機だと思うんです。そのでっかい飛行機が同じデザインでずらーーーっと見渡す限り一列に並んでいるのです。でかさで言ったら恐竜の朝礼のような。いや、違うな。もっと人工的。トランスフォーマーの朝礼のような、かな。
とにかく、ぴしっとかっこよく、しかもすごいスケールで並んでいたのです。
写真ないんかいっ。
みなさまの想像力に頼りたいと思います。
空港の中も柱もギンギラ、ドバイ空港。
写真ないんかいっ。
みなさまの想像力に…(以下略)
ガーナから一緒のフライトだった韓国人のマダムが、トランジットホテルの行き方が分からないと。お任せください。マダム。
私いくつに見える?とか、ご家族のお話を聞いたり、娘さんの大学の話、昔っから友だちだったかのように、マダムと仲良しになりました。私、昔はほんとうに知らない人とは誰とも話しませんでした。こういうコミュニケーションが楽しいと思えるようになったのは年取ったのか、成長したのか。自分に驚きました。
私はマダムを連れてまっすぐ一直線に乗り継ぎホテル行きの直行バスに乗り、脇目も振らずトランジットホテルに朝6時に向かいました。
さあ、ここから夜の11時までドバイでチョコの商談です。
ガーナと振り幅が大きすぎるけど。
さあ!仕事しよっ。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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