ガーナの旅~現地の日本人とじっくり話してみて分かったこと
「ガーナカカオ産業スタディツアー」は終わったんですが。私は居残ります。せっかく来たガーナです。まだやるべきことがあるのです。ツアーのみなさんが日本に帰るのをお見送りし。
ガーナに暮らす、そろばんの先生トシコさんと合流しました。
13年前からのお友だちで、ようやくまたガーナで会うことができました。トシコさんは私に“ミニみり人形”を作ってプレゼントしてくれました。
めっちゃ嬉しい。ちゅうか、遠い国でこんなん作って待っていてくれたことが嬉しい。ほんとありがたい。「私ガーナに友だちがいるんです」ってずっと言ってきたけど、ほんまやった。ミニみり人形、スーツケースに入れて大事に大事に連れて帰りました。
この日からトシコさんと一緒にアートのワークショップを4ヵ所で行いました。
私ひとりではこんなにたくさんのガーナの方々と関わることはできなかった。ガーナの学校やガーナの奥地で頑張るNPOさんにも声をかけてくれて、ほんとうに毎日活動ができました。
初めてのことに子どもたちも目をキラキラさせて、偉大なアーティストがいっぱいいました。
素晴らしいドヤ顔してくれました。私最高。みんな最高。
10年後、20年後、日本で誰かの作品を見る日が来るかも知れないですね。
ガーナの日本人コミュニティーで知らない人はいないというマダムともご一緒させてもらい、毎日ガーナのすべてを紹介してくれる勢いでいろんな話を車の中で聞きました。
例えば、ガーナの美人の条件を聞きました。ルッキズムと思われるといけないんで、「昔は」ということで聞いてください。
それは、前歯2本の間が開いてることだそうです。
確かにー。
空港とかでたくさんの女性の顔を見てみると、確かに間開いてる。遺伝的にガーナにはそういう方が多いらしく。スキッパは美人の条件だそうです。地元の人しか知りませんよね。
トロトロという乗り合いバスがあるんです。
バス停というシステムがなく、だいたいみんなが集まるその辺に立っていたら、どこどこ行きって叫んでるドライバーがいて、それに乗るのですが。
トロトロって名前はかわいいですが。見た目がすごい。
とにかく荷物を載せられるだけ載せています。荷物だけかと思ったら、この写真で言うと荷物の前にぎゅうぎゅうに人が乗っています。お友だちのトシコさんはこれで職場の学校に通ってるそうです。すごいでしょ。
往復で600円って思ってるよりもする。そうなんです。今ガーナの物価は急に上がっているそうで、ものによっては値段が3倍にもなっていて、私のイメージとは違っててびっくりしました。地元の食堂で外食とかしても日本とそんなに変わりません。
自給自足だと大丈夫ですが、現金がいる場合は生活は大変だと思います。
トロトロの停まるところにありとあらゆる物が頭に乗せて売られてるそうで、ドライバーさんに「私〇〇買いたい」と言うと発車せずに待っていてくれるそうです。
家に帰るまでに大体必要なものがそろうと言っていました。
私も頭に乗せた物が買いたいと、地元のスイーツを買いました。食べ物の話題のときにお話しますね。
あと、なんか笑ってしまったのが、みんなポジティブの塊だそうです。
そういう風に生きてみたいと思うくらい前向きだそうです。
なんかほんとに楽しい。ガーナって面白いなあ。
つづく
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フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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