アメリカのいけてるチョコをたしかめて!〈チケットチョコレート〉
サクラメントに来たのはこの「チケットチョコレート」さんに会えるから。
去年から販売させてもらっています。
チケットチョコレートさんをひと目見たくて参りました。
お店ではなく、卸をされてる大き目のアトリエショコラテイエで、いわゆる流通団地というか、産業エリアというか、ある場所はとってもビジュアル的ではないのですが、一歩なかに入るとそこはモノづくりの場です。近所のマダムがひとつひとつ手作業でチョコを作っていました。
テイラーさんというとっても優しい方が迎えてくださいました。
アトリエを案内してくださいましたが、その間にもたくさんのスタッフがいらっしゃいます。
大体30~40人くらいのスタッフさんと一緒に作ってるそうです。
特に目を引くくらいたくさん作っていたのは、このチョコ。
ブラック&ホワイトといいます。
上のハートも一個一個手で描いています。
そして。この形を見てください。
これーーー。アメリカです。
アメリカ西海岸でちょくちょく見る形なんです。ヨーロッパではほぼ見ないモールド。
いやー。これですよーーー。ここアメリカやー。
ねー。ほら。ほらー。見て。
ってもう誰に話しかけてるのか自分でもわかりませんが。
こういうの、バイヤーみりは見過ごさないわよっ。
誰もそんなこと知らないだろうし、気にしてる人も業界にもいないだろうけど。結構ピンポイントに刺さってます。私のオタク魂が止まらんのです。
実はこの形、大小があって、大はその名もグランデというのです。スタバの10人家族で回し飲みするくらいデカいコーヒーのことですね。回し飲み?コップに分けるか。
なんの話がわからなくなるので本題に戻ります。
この大きなモールドのブラック&ホワイトのパッケージもアメリカなんです。うれしくなっちゃう。
リボンでかっっっっ。
久しぶりにこのフレーズが言えました。
そう、アメリカはギフト大国
とにかくおリボン大好き。でかいのです。商談の時にリボンの見本帖が出てくるのもアメリカならではです。
でも、みなさま。
アメリカのチョコは大きくって砂糖よりも甘い。って思ってませんか?
実は今、そうではないです。
確かに大きいけど、味はとっても洗練されています。大量生産のものはわかりませんが、個人の手づくりだったら、平均したら日本の方が甘いかもと最近思うほどです。
海外から取り寄せるのはその国を近くで感じるから、ぜひチョコでアメリカと近づいてくださいね。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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