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アジアのチョコレート

2023.09.01

自他ともに認めるタイ最古のチョコレート屋さん〈タイ・マークリン〉

タイのチェンマイの「マークリンチョコレート」に行ってきました。

ある意味チェンマイらしい景色? チェンマイの人通りがそんなにない原付バイクが似合う道を走っていました。

え?ここ?

車で着いたところは、門が厳重で、あれ?入れない?

お店どこ?

通された商談室は天井の高い書斎のような空間。

きれいにきっちりとチョコが並んでいて、商談室とは思えません。

試食するときもなんだか襟を正している自分がいます。

聞けば、お父さんが大学の先生で、カカオを研究されていたとか。やっぱりイメージ通りの空間です。

そのお子さんのお姉さんと弟さんの名まえをつけたのがマークリン。

お姉さんのアイリンさんが紹介してくれました。

小柄でかわいい感じですが、しっかりしてるのが伝わってきます。

アジアの女性のかしこさがにじみ出ちゃってる。

お勉強できそうです。

20年ファミリーでクーベルチュールを作ってきたそうで、自他ともに認めるタイ最古のチョコレート屋さんです。

最近、一般の商品も出されているとか。

メインは原料であるために、そんなに商品的なものを作ってこなかったようで、今、新しいブランドを一般向けに作り始めたそうです。

その端々に、素材に対しての厳格さみないなものがにじみ出てるんです。

カカオ自体に自信がありますっていうのが。

だから一般向けに作っても、その奥にはタイのカカオへの思いが出ちゃってる。

ここのチョコは軽く紹介してはいけないという感じが、私からぬぐえません。

ぜひ、マクリーンのチョコでタイのカカオを味わってくださいね。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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