センスが光まくり!見た目も味も芸術的な美人親子のチョコ〈ハウスオブチョコレート〉
オークランドからバスで住宅地にやって来ました。
バスはチョコ旅にはなくてはならない交通手段ですが、結構住民のためのものなのでチケットとか買うのが難しかったりします。
バス停からは歩きです。その間に豪邸が並びます。
こっちでは普通サイズなのかもわかりませんが、私たちが見たらハリウッドセレブの家です。
広い。
大きな針葉樹の木が植えてあって、とにかくバカでかい。めっちゃ前向きな感じのする針葉樹で、日本の針葉樹と言えば下向きの松とか杉とか下にどれっとでれっと垂れてるイメージですが。その木はとにかく明るく天に向かって伸びている、なんの悩みもない感じがします。
松ってなんか悩み多そうじゃないですか。知りませんけど。
たぶん、日本の行政があの木を見たら、大きすぎて危ないですので切ってくださいと言いそうです。
そんな巨木も植えられるような大きなおうちを抜けると、観光客がまったく来ないエリアに「ハウスオブチョコレート」があります。
こんなところにこんなに素敵なショコラティエがあることにびっくりします。
お母さんのダイアナさんと娘さんのトゥーリさんが経営するお店で、とってもおしゃれな女性らしいセンスのお店です。
まるでモダンアートのような、今流行りのペイントチョコがずらりと並んで、きれいのなんの。
母の日のパッケージもかわいい。
もちろん、味も工夫を凝らした芸術作品です。
販売は主に、高級スーパーやホテルやオンライン。
町中にあえてお店を持たないのもイマドキなスタイルです。
これだけ素晴らしいチョコ。向こうから連絡が来るし、引く手あまたでしょうね。
お母さんが娘さんと仲良く並んで私の前に座られました。
お仕事を娘さんに引き継ごうとされているそうで、ビジネスのいろはを教えてるようです。
こちらのチョコは外側だけじゃなく断面も美しいのがすごいと思います。
細部にいたるまで手を抜かないお母さんのビジネススタイルをきっと娘さんが引き継いで行くことでしょう。
味わいはまるでケーキを食べているようです。
特にニュージーランドの名物ジェリーチップというアイスがあるそうです。それをイメージしたチョコとか。
ベリーのミックスチョコとかもおいしかったな~。
美しさと味、両方ないといやな人はぜひこちらをお勧めしますよ。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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