ついに会えた!チョコとNZを愛するショコラティエ〈デヴォンポート〉前編
今回、チョコ旅にニュージーランドを選んだ一番の理由。
それは「デヴォンポート」さんに会うためでした。
デヴォンポートというのは地名でもあり、オークランドから地元の人の足であるフェリーに乗って移動します。今までZoomやGoogleの地図で情報を感じていました。
しかし。
行ったらぜんぜん違います。
地図で行くデヴォンポートと実際にフェリーで渡るデヴォンポートは違います。
オークランドですでに地に足ついてるのに、ちょっと離れたデヴォンポートはさらに地に足ついてる感じがします。ビルはなく、事故やトラブルの気配もなく、そこには穏やかな生活があります。
「幸福のチョコレート」のローカルチョコのコンセプトにふさわしい立地です。
おそらく、「幸福のチョコレート」のお客さまの中には行かれる人、いると思います。
先に言っておきます。
ねーーーー。これがローカルで愛されるチョコな理由です。もう理想。
思った以上です。
港にフェリーが着いたら、すごい風です。
少しお店が並んだ道があって、どこも人を感じるお店です。
その坂を上がったところにデヴォンポートさんはあります。
ほらね。大きくないけど、この町に愛されるショコラティエです。
一本の映画がここから始まりそうなほのぼのとしたデヴォンポート。
やっと来ました。
迎えてくれたのはサラさんです。
あなたのことよく知ってます。私はあなたをチョコで知ってましたよ。なんでこのチョコを作ってるか、何が言いたいか。チョコからこぼれていました。
いろいろチャレンジして、ニュージーランドのことが大好きで、何よりお仕事が好きですね。
それが100社を越えるショコラティエの中で光っていたんです。
去年の「幸福のチョコレート」のトップに持ってきたのはデヴォンポートでした。
2023年の顔ですと言い切っていました。
お店に行ってないのに、ここまでトップで押すのには勇気が要りました。
私が自信を持って語れるくらいデヴォンポートさんを信用しました。
ようやくお店に行ける日が来たら、思った以上の素晴らしい土地と、思った以上のお店と、思った以上の人、そしてチョコがありました。
ほらね!って自分に言いました。
お店に行く前にデヴォンポートをよく見たいので、小高い丘「マウントビクトリア」に登ったんです。
丘ちゅうても、ぜーぜー言いながら必死で階段上りましたが。
ちょっと登り始めたのを後悔したんですが。行くしかなーーーいwww
そして、階段を上り詰めた上には……
そこは牧草地のようなさわやかな丘で、デヴォンポートの町を見渡せる景色がありました。
やったー!
デヴォンポートきたでー。
ほんまもんのデヴォンポートやで。Googleちゃうでーーー。
コロナよ、さようならーーーーーーーー。
続く。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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