カメルーンの実家農園で採れたカカオを使っています!〈シゴジ〉ベルギー
ベルギーから日本初上陸のチョコレート〈シゴジ〉。
ベルギーのショコラティエはブリュッセルがある北部に多いですが、こちらはワロン地方、南の方です。この地域の人たちはフランス語を話されます。
シゴジはカメルーン出身のユーフラジー ムバンバさんのお店です。
ムバンバさんのカメルーンのおうちはカカオ農家さんで、今はお父さまから引き継いだ叔父さんが経営されているそうです。
カメルーンは西アフリカの赤道付近の国なのでカカオも採れるのです。世界第5位の産出国ですって。
彼女は10歳のころにベルギーにやってきました。しっかり勉強してドイツ語や英語の通訳をしたりしていました。
でもやっぱり自分のルーツ・カメルーンの、家族で作るカカオを使ったチョコを作りたいと勉強し、ご主人と二人三脚でお店を経営しています。
シゴジってどういう意味ですか?と聞くと、子どもさんが2人いて、SimeoとUgoを合わせた音でつけたそうです。
驚いたのはそのクオリティーの高さ。薄い四角いタイプのチョコが特においしいです。
プラリネは飴掛けしたナッツを砕いて、チョコを混ぜてカバーをかけたもの。プラリネは今までシンプルにナッツ味だったのですが、最近、最先端なショコラティエでは、この不動の人気者、なにもしなくても人気のプラリネに変化球を加えてきました。
プラリネって言ったらこのサクサク食感と誰もが予想してる中に、柑橘系をプラスするという今までにありそでなかった味が出てきました。
シゴジは勉強熱心です。すぐさまその流れを汲んで作りました。
プラリネと合わせるのは最近世界の人気素材「ゆず」です。
うまっ。
ナッツの香ばしさの最後にふわっと味変するのです。しかも食感もちゃんとサクサクと変化があって、飽きないおいしさ。
まだまだゆずは海外では手に入りにくいそうですが、みなさまに向けて作ってくれます。
きっとこのチョコを食べたら、シゴジにハマると思う。
彼女はこれから大注目になると思います。
ちなみにお休みの日はどうしてますか?と聞いてみました。
郊外の村に行って子どもと一緒にウォーキングしてリフレッシュしてるそうです。
将来の夢はなんですか?と聞いたら、
多くの子どもたちに向けての良いチョコが作りたいと。
子どもや孫にもいっぱいうちのチョコを食べてほしいと。
カメルーン、ベルギー、そしてに日本の子どもたちにもこのチョコを食べてほしいですね。
シゴジの夢は必ず叶いますね。
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フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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