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クロアチアのチョコレート

2019.12.24

家族万歳!なクロアチアのチョコ、ブルスナ

クロアチアのザグレブからUber(ウーバー)に乗って、ここだと教えてもらった住所に向かいました。Uberってホント便利。
しかし、Googleマップで見てもお店らしいものはないし、ほんとにこれで合っているのか?不安になりました。

着いたらやっぱりお店がなく。アトリエだけのようです。不安そうに車を降りると、中から笑顔で出てきた男性。
もう、いい人オーラがすごい。フランさんです。
中に入ると事務所のような場所。聞けばお店は持たないタイプのショコラティエ。
息子さんとお父さん、お母さんの3人でチョコレートづくりをされています。
とっても気さくなご家族です。

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「何でもリクエストを言って。お客さまに合わせて作るのが得意なんだ」
ほんとに器用な感じがします。

私のクロアチアの知識は、格闘家のミルコ クロコップとサッカーのモドリッチ。
それしか知らない。現地で何度この人たちのお話をしたか。
お父さんの名前もミルコさんだそうです。クロアチアらしいお名前のようです。
お母さんはジョセフィーナさん。
仲良しで明るいお二人でした。
ご家族が「ダルメシアンチョコはいかが?」とおすすめしてこられて。「ダルメシアン?」と思っていたら、ダルメシアンはクロアチアが原産の犬だそうです。

それと面白い話題のことを。
昔々、大昔。私の世代の人間は、若かりし頃ヨーロッパを旅行するとやたらめったら聞かれることがありました。高校生くらいの子にです。
「日本?どこの島から来たの?」
「ホンシュ?シコク?キュウシュ?ホッカイドウ?」って聞かれるんです。
なんでそんなことを知ってるのかと聞いたら、地理の時間に習ったって言ってました。この人はよっぽど専門的な勉強をしているに違いないとその時は思ってました。
ところが今回、フランさんも同じことを聞いてきたんです。
「よく知ってるね」と言うと。このワードはチンギス・ハーンと同じくらい学生にはポピュラーなワードだそうです。必ず習うフレーズだそうです。
ええ?おかしくない?チンギス・ハーンと同じ?なんでそこを勉強する?
なんか、嬉しいけど。その知識要る?
世界の教育も不思議はいっぱいなんですね。

そんな、なんか友達の家に遊びに来たみたいな、アットホームな商談。
しかしね、出てくるチョコレートはキレッキレのシャープなチョコばかり。

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特に気になったのが、板チョコの形です、クール。私が食べたのはミルクチョコだったのですが、気になったのがブラックチョコでした、とっても品のいいブラックチョコレート。真っ黒なんです。ぜひ、このクールな形でブラックチョコレートにしてほしい!とリクエストして作ってもらいました。
クロアチアのファミリーが作るオリジナルチョコレート。
レアチョコ好きさんに捧げます。
もうひとつは、紅白が何となくおめでたい”いちごミルクアソート”です。


ブルスナチョコレート ブラックタブレット

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ブルスナチョコレート スクエア

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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