クロアチアの首都はザグレブです!
ザグレブってご存じですか?クロアチアの首都なんですって。ほんとうに失礼しました。今回ちゃんと覚えました。
この町がいいのですよ。ほんとに。静かで安全、カフェも多くって、お買い物も便利。移動も多すぎずコンパクトに歩いて楽しめます。
なかなかまだ観光でも行くことがないと思いますが。ぜひおすすめしたい。
私はショコラティエまでUberとかで移動するんですが、Uberの運転手さんはコミュニケーションをとろうとしてくれるのでいろいろお話します。実は私のクロアチアの知識は格闘家のミルコクロコップ、そして、サッカー選手のモドリッチ。以上でした。
こんなに人生の中でミルコクロコップの名前を連呼する日が来るとは思わなかった。それに引き換え、クロアチアの方々はもっと日本とクロアチアの関係をよくご存じでした。「日本でクロアチアのチェロ奏者がコマーシャルに使われてるそうだね。」「日本の関西学院大学の学生がザグレブで合唱してるのが素晴らしい」結構いろいろ交流があるようなのです。ちゃんと調べていくべきでした。そうなんだ、私たちは近いんだ。
歩いて回れるような町なんですが、見どころがいっぱい。
こんなに?!
見切れないほどの見どころの数です。
近くだけ行ってみました。
クロアチアはネクタイ発祥の地としても有名です。
町の中心には市場があって、毎日午前中は活気にあふれています。
小さなみじかーーいケーブルカーがあるんです。
階段でも行けそうなんだけど町のマスコットのようでかわいいです。
素敵だなあ~~~と思ったのは、まだ古い建物が残っているところ。
古いきれいな建物はヨーロッパにはごまんとあるのです。
首都なのにボロボロの建物が残ってる。これが最高に素敵なことなのです。
もう、見ることがなくなったボロボロの建物。このザグレブでも絶滅危惧種です。
世界が急速に個性がなくなっている中。まだ残っている。まだぎり残っている。ヨーロッパのほかの町と同じになる前にぜひ行ってみてほしいと思います。
この教会も屋根がかわいいでしょう。
そんなに観光客が多くないからゆっくり見られます。
近いっ。
ロンドンや、コペンハーゲン、台湾の衛兵交代よりもゆるーーーいです。
ここから、どんどんみんな近くに寄っていくのです。友達を見つけたように。
私もみんなに合わせて寄っていきました。次、私の番?くらい衛兵交代が近くで見れます。
柵とか一切なくって、大体何のための衛兵なんだかもわからない。
最近まで社会主義国だったので、王室はないはずだし。何の衛兵なのかなあ~。ねえねえ、何してるん?って仕事中の本人に聞けそうです。
衛兵交代のあと馬で回ってるんですが。
あんなに犬に吠えられている衛兵を見たことがありませんでした。
「しっ」私が犬の飼い主だったら気使うな。
かわいそうなくらい吠えられてました。
そんな、どうでもいいことばっかり覚えています。
あ、もうひとつ有名なものに「失恋ミュージアム」があります。これってよくクイズ番組に出てませんか?あれはこのザグレブにありました。
なんだか笑える失恋ミュージアムのイメージが強いですが。そういうのもあるのですが、失恋に限定してないのです。関係性が終わったミュージアムのようで、中には親子の話、戦争の話など、思いもかけず、鬼泣きスポットだったのです。
もう、日焼け止めも取れて顔がストライプになっていたと思います。
日本人のおばちゃん、涙腺のパッキンが壊れてるからすぐ泣くけど、海外の人は泣かないのです。私だけ、えずくように泣いてました。そして、しれっとストライプな顔してコーヒー飲んでました。
一人だったので、朝からひと言もしゃべってないのに、結果、情緒不安定です。
さ、次行きましょう。
何より素敵だなあと思ったのは、ザグレブには町の中心に公園があるのです。その公園に巨大なクラゲが現れていました。
この下にソファーやクッションが並んでいて、周りにはカフェの屋台や古本屋さんが並び始めました。クラゲの下で本を読むという2週間のイベントだそうです。
人口が少ないので、ちょっとしたらソファーが空くのです。
いや、空いてるとは言えないかもしれない。
4人家族のソファーに1人追加家族のように座ってみました。お邪魔します。
座りたいの。一回は。
東京や大阪だったら、座れるわけはないのでしょうけど、神戸の東遊園地くらいの感じですね。
トウモロコシの屋台が町中にありました。
農作物が甘いのは、フルーツも含め日本が最高です。
北海道のトウモロコシを超えるものはないなと思いますが、こういうシンプルなものこそ、ここに来ないと食べられないもの。
私はトウモロコシはまず2、3列指でくりくり取って道を作り、その後一気に一列ずつ外す!という自分だけの食べるルールに固執しています。やりきるっ!
このザグレブのベンチでこんなにトウモロコシに集中する時間を持てて幸せでした。
どうやって食べたん?って聞かれるくらいきれいに芯だけ残したいのです。私は!
出来たー!家だったら家族に見て見てってきれいな芯を見せますが、さすがに知らないザグレブの人たちには見せませんでした。私は大人です。
私のオフはこんな感じです。
ザグレブの魅力は伝わったかどうかわかりませんが。こんなレポートですが、今まで訪れて、みなさまにもおすすめしたい町のベストテンに急に入っています。
ほんと良かったのです。
東欧旅行は今だと思います。今後人が増えそうだから、ぜひ、早く行っていただきたいです。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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