チョコ旅はノルウェー、オスロに上陸
北欧チョコ旅はノルウェーにやってきました。
ノルウェーでチョコが見つからず。北欧というからにはノルウェーがないわけにはいかない。きっと行けばなんとかなるだろうと思っていたのです。
ないないって言っても、みんなが知ってるノルウェー。しかも首都オスロです。
途中、胸躍る電車の中。
見てください。この景色。
これ電車の中から撮っているのです。ずっとこの景色なんです。
車窓から見える景色はまるでヤマダ電機のTVの販売コーナー。4K8Kそろい踏み。
なんだろう?!この美しさ。
私なんてアリンコ! ちびっこい! 世界は広くて美しい!
そんなテンションでオスロに向かったのでした。
まずは、有名どころのショコラティエに行ったり、その向かいのオスロの王宮に向かったのでした。
街並みは整っています。ゴミひとつ落ちてない。大きな建物があるわけではなく、道も広くってゆったりとしています。
そして、王宮は町の真ん中にあるのに、木々に囲まれて、花も美しく。
衛兵もなんともおおらかな感じで警護してます。笑ってくれるもん。
そして、なんだかいまだにわからないのですが。
私がいたこの日。幼稚園のベビーカー。よく見る赤ちゃんお散歩カート的な。日本にもある立ったまま幼児を6人くらい運ぶやつですね。
あら?幼稚園のお散歩が来たわ。って思ってたら、ぞくぞくと幼児が集まってきまして。
なんの集会?!っていうくらい、もくもくとわんさかわんさか、えんえん幼児が王宮を目指して集まってくるのです。
なんかの予防注射? 王宮で?? わからんっ。
あれはなんだったのかなあ。
そんなことはどうでもいいのですが。
結局、訪問したショコラティエが全部日本に紹介できるわけではないので、交渉が成立したショコラティエは1社となってしまいました……。
1ヵ国1社かあ。
ぎりぎりだなあ。って思うのは私だけかも知れませんが。
北欧は仕事がシャープな気がします。日本人のような義理人情でねちっこく仕事をしてるわけではないのです。
せっかく日本から来はったから、どないかしたろうかあ~。どないするうう~。う~~~ん。せやなあ~~~。なんか出したろかあ~~~。
なんてことがない。あかんもんはあかん。YES or NOです。もちろん、世界中そうなんです。それでいいのです。むしろこっちが変わってるんです。なんだか、それが面白くもあります。
面白いのは日本人の方なんですよ。
私たち、変わってますよ。こんなにチョコだけでどこまでも必死で探し続けるんですもん。
すみません、私たちって、主語がIからWEに。みなさまも巻き込みました。
充分変わってますよー。このブログを見てくださってる方。
あなた様です。
チョコだけで好奇心を発揮する、情熱を傾ける国民性。
北欧で日本人のユニークさに笑ってしまうのでした。
次回はそんなたった1社残ったノルウェーのショコラティエ訪問記です。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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