フィンランド・トゥルク唯一のチョコレート
「ジョイフォーフード」。それは市場の中にありました。
ヨーロッパ、アメリカではこの倉庫のような建物の中にずらりと市場が並ぶのです。そして軽く食べられたりもして、地元の人との交流も楽しい場所なんです。最近こういう市場の中にショコラティエがある場合がよくあるのです。今回もその市場系のチョコレートです。
大体この手の市場は、昼過ぎに閉まってしまうのです。すごい賑やかで、あとでお昼ご飯食べにこよーとか思っていると。え?ここどこ?あの賑やかさは幻???みたいに閉めるの早っ!っていう体験をよくしています。まさかショコラティエまでお昼で閉めないだろうと思っていたら甘いのです。見事なショーケースはなんのためにあるのか?というくらい何にもなくなるところもあります。
今回、曜日が合わず市場は最初から閉まっていましたが、商談は市場の中で行いました。
聞いたら、フィンランド第二の都市のトゥルクにはこのショコラティエしかないそうなんです。ほんとに北欧でショコラティエがなかなか捕まらないはずです。でも、そんなまさにトゥルクを代表するチョコレートがこのジョイフォーフードチョコレートなのです。
彼はオランダ人だそうで、3年前にこの町が好きで移り住んできてショコラティエを始めたそうです。もともとはチーズなどを販売してたとか。なんだか明るい感じのチョコだな~と思って、オランダ人と聞いてなんか納得しました。
お店にあったう〇こくんのチョコレート。しかも、きっと中身も凝ってるちゃんとしたチョコだと思う。仕事をしている。こういうのほんとオランダのショコラティエは作るんです。それもすごい腕のある人が作る。とっても不思議なところがあるのがオランダ人ショコラティエの特徴なので、外国に移住しても変わらないんだなあと笑ってしまいました。
隣のお店は昔のお店を再現していて、マネキンを「お隣さんです」と紹介されました。ほんとユニークな人です。市場に買いに来る地元の人向けに日々楽しい飽きないチョコレートを作っているそうです。きっと日々人気者なんでしょうね。
私の目を引いたのがこのカップタイプのチョコレート!これも手が込んでいるのです。このタイプには外れがないっ。
ね。やっぱり!そうでしょ?
発売をお楽しみに!
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フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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