歴史の重みが違うファッジ、ゴードン&ドゥワード
スコットランドの名物と言えば、ファッジです。でも、地元ではファッジと言わずバターと砂糖を煮詰めたものを”タブレット”と言うそうです。
話の中であれ?と思ったのはこのせいでした。
このシンプルなゴードン&ドゥワードのタブレットはよく見かけるのですが、そのお店は見たことがなく。今回そのご実家に行ってきました。
驚いた…
スコットランドのクリエフという町に行きました。
まったく用事がないです。
きっとみなさま、一生用事で行くことはないでしょう。
そんな、普通すぎる地方です。
そこにお店があります。なんと創業1925年。スコティッシュのバターをふんだんに使ったレシピに至っては100年以上の歴史があるそうです。お店にはたくさんのゴードン&ドゥワードの商品が並んでいます。
こんなにいろんな味があったのかあ。
あれ? ひとつ驚いたことが、値段がまちまち。よく見たらグラム売りなのです。
このご時勢に不合理を感じました。
奥で作ってるというので見ました。
ええええーーーーー。
ここは産業革命を世界で初めて成し遂げた国じゃないの?
レシピだけじゃなく作り方も100年前からなの?
時間の止まり方がすごすぎて、タイムスリップしたみたいです。
スコットランド産バターと砂糖を銅鍋で煮詰め、ひとつひとつカット。
もちろん手で切ってる。
だから、グラムがまちまちで全部金額が違うそうです。
こういうすごいところに来ると、話がすごいんですが、ものがシンプルすぎて、困った。
お店を出るときにオリジナルのエコバッグを発見。
これ一緒に付けて。
オーナーのグラハムさんはとってもいい人。
「もちろん!」
ここで大事なお知らせが。
みなさまの中には、ファッジは甘すぎて無理!と思ってらっしゃる方も多いと思います。
これは”バター入りのお干菓子”だと思ってください。
お干菓子をスナックみたいに食べないでしょう。
そうなんです、これは最高級のお茶のおともなのです。ぜひ、小さく切ってください。
そして、紅茶と一緒にどうぞ。
伝統的に人と一緒に長い歴史を歩んできたものに間違いはありませんよ。
紅茶におけるお干菓子、それがこのゴードン&ドゥワードのタブレットなのです。
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フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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