ロンドンチョコが生まれ変わってる!
私が一番初めに海外に行ったのは、学生の頃。
ロンドンでした。
衝撃でした。なんだか、ユースホステルでさえ素敵に見えました(笑)
地下鉄もなんだかポスターがかっこよかった。
その後、花に興味があった私は、ガーデニングの展示会とかチョコとは関係なくこの地に来てました。
しかし、その頃から「街は美しいが食べ物は…残念っ」。
というのが、公には言っちゃあいけないという大人の感覚も薄れちゃうほど、
世界の常識でした。
でも、私は紅茶も大好物なので、紅茶とクロテッドクリームさえあれば、満足だったんですが。
もちろん、チョコ界も同じでした。ほんの5年ほど前まで、ロンドンのチョコと言えば、シャルボネル エ ウォーカーと、ロココ(今回名前を変えてご紹介出来ます。乞うご期待!)だけで、あとは少しな感じでした。
新しいところが出来ても、中身は「ベルギー製」とメイド イン イングランドを放棄したお店も結構ありました。関心がないんだな、と。
しかし、チョコレート界の進化はこのロンドンさえも変えていました。
おいしいし、ちゃんとメイド イン イングランド。
進化してる。
でも、なんだか突っ込みどころがなくなったような気がして寂しい自分もいる。
ということで。
伝統的なロンドン食を食べよう!
イングリッシュブレックファーストです。
高かったなあ。
そして、おいしくない!!!きゃ!この豆缶詰感丸出し!このソーセージどうした?
パンに豆の汁ついちゃうーーー。逃げてー。
あはは。あはははは。
続いて。フィッシュアンドチップス!
わざと観光観光してるとこで食べよっ。やっぱり高いっ
この尻尾をくるんとさせるのがいいらしい。
グリンピースって。タルタルも市販って感じやなあーー。
きゃはははは。
はあ。
楽しい…
一人で心の中で大はしゃぎ。テンション上がってる。
やっぱり好きなんだ。こういうロンドンが。
失われし、あの日のちょっとかわいいロンドンは、もうすぐいなくなるんだろうなあ。
高いお金を出して、わざわざおいしくないもの探し。
そんな努力をしないといけないほど。今のロンドンはおいしいものだらけです。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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