オーストラリア、旅のスケッチ
私はチョコレートバイヤーとして世界中を旅します。
私は旅先でスケッチをします。
バスを待つ間、移動中。ホテルで。
昔はホテルの間取り図を描いてましたが、もうやめました。
最近はスケッチのみです。
もちろん、帰ってからもいっぱい描きますが。線が違うんです。
私はここにいましたっ!
っていう絵になります。
そういう絵は現地でしか描けません。
とってもスペシャルなんです。
そんなにうまいわけでもないですが、そういうことは問題ではないのです。
写真と違って絵は私にしか出来ないものですから。
会った人とか。
たとえば、重い水とか持って帰れないから。描きます。
ショコラティエの家も。
みなさまの旅にもぜひ、スケッチブックを持って行ってください。
コツがあります。
(1)絶対安い安いスケッチブックをまずは1冊だけ持っていくこと。2冊は初めは描きません。1枚が気に入らなくって途中でやめても、高いのだったら気になる。とにかく捨てても惜しくないスケッチブックで行ってください。
(2)画材は慣れたもので。私はボールペンなんです。えんぴつの下書きもなしです。色を着けるのはコンパクトな水彩絵の具と筆に水が入るやつ。あれは重くないからおすすめ。
最後。一番のポイント!!!
(3)速く汚く描く!
絶対15分以内で描いてください。延長は出来るだけしないように。
これ大事だと思います。
なぜだと思います?
汚く描くと結構自由な感じになります。気が楽になる。
速く描くのは自分が必要だと思うところしか描かないからです。頭の中で「私は家が並んでいるところが描きたい」と、ばくっと思います。
それだけ描けたらいいのです。
たとえば、これがそれです。メルボルンの家って2階建てでこんな感じなんです。
これがぶれるとなんか要素が多い感じになって好きじゃない。
これは「建物と河が描きたい」と思ったのに、NHKさんのカメラが回ってたんです。なんか、ええかっこする心が出ちゃってる。隠せないっ。道まで描いちゃった。
なんかぶれぶれ。
ぜひ、旅のおともにスケッチブックを!
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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