〈タリンの食べ物編〉チョコレートバイヤーみりのチョコ旅 2017
飛行機の便の都合で、タリンで半日空きました。
前知識がないまま行ってしまったので、どこに行ったらいいか分かりません。ホテルの人に聞くことにしました。
半日空いてるんですが、おすすめのエストニアらしい写真スポットは? と
聞いて勧められたのが、野外博物館です。
行ってみました。路線バスで40分くらいかな。
広大な土地にひたすら、昔のわらぶき屋根の家があるのです。
ひとっこひとりいない。怖くなります。
そして、そこにたまに人がいるんですが。地元のガイドさんが当時の衣装で編み物とかしているんです。編み物進みそうです。
中にはエストニア語オンリーのガイドさんもいて、当時の生活を説明してくれます。
こういう通じない感じ、でも話してる。そういうの好きです。
なんだかフィガロのようなおしゃれ写真が撮れそうなエストニアの野外博物館です。
中にレストランがありました。エストニアの伝統料理はやっぱり、スープです。どれだけの寒さに耐えてきたのか。このスープで。
味は、おいしいのですが、私も作れそう。
しかしっ、スープちゃう!!!
主役は黒パンです。なんだ?! この食べたことのないおいしさは??
どうもバルト三国の黒パンは有名らしいのです。
ドイツの黒パンとは違って、酸味があるわけではなく。
雑穀がいっぱい入っていて、もっちもっち。
例えるなら、お正月の豆餅。いや、そのものです。
周りが焦げていて、その焦げが最高なのです。
エストニアでこの黒パンに出会えたしあわせをかみしめています。
写真はホテルの近所のパンのおいしいレストラン。
人生の中で食べたパンの中で一番おいしかったかも……。言いすぎちゃうと思う……。
間違いなくこの旅で、チョコ以外で一番おいしかったのはこのパンなのでした。
また会いたい!!!
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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